「ヤマトよ永遠に REBEL3199」のイベントに登場した畠中祐さん（c）西崎義展／宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会

　人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズの最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」のイベントが3月24日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催中の国内最大級のアニメイベント「AnimeJapan（アニメジャパン） 2024」で行われ、土門竜介役の畠中祐さんが登場した。古代進のめいに当たるサーシャのことが話題になると、畠中さんは「絶対言えない！　まだ言えない！　いろいろな臆測が飛び交っているでしょうし、ここではまだ……」と言葉を濁した。 【写真特集】「3199」謎多き新キャラ　ヤマト、銀河などメカビジュアルも一挙公開

　イベントでは、新キャストが発表され、古川慎さん、堀江瞬さん、江口拓也さん、上村祐翔さん、鳥海浩輔さんが出演することが分かった。古川さんはデザリアム軍情報将校のアルフォン、堀江さんはアルフォンに忠誠を誓う直属の部下のイジドール、江口さんはデザリアム軍戦艦グロデーズ艦長のランベル、上村さんは宇宙防衛大学での土門竜介たちの同期生の揚羽武、鳥海さんは宇宙防衛大学の鬼教官として土門たちを指導する北野誠也をそれぞれ演じる。

　イベントには、シークレットゲストとして古川さん、堀江さん、上村さんも登壇した。最後に、畠中さんは「3199」について「まだアフレコが始まったばかりですが、とんでもなくいろいろなことが起きています。ハードな展開が予想されます。全力で魂込めて演じていければ」と意気込んだ。

　「3199」は、作家の福井晴敏さんが総監督を務め、シリーズ構成、脚本も担当する。福井さんは、リメークシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト2205　新たなる旅立ち」でシリーズ構成、脚本を担当しており、最新作では総監督も務めることになった。ヤマトナオミチさんが監督を務める。全7章で、第1章「黒の侵略」が7月19日から上映される。

　「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送され、「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。第1作をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012～14年、「2199」の続編「2202」が2017～19年に劇場上映、テレビ放送された。全2章の「2205」が2021、22年に劇場上映された。