刑務所でベトナム人女性が「ベッドメイキング」を指導 「何か日本に恩返しを」受刑者の社会復帰を支援 【アスヨク!】
受刑者の社会復帰を後押しする職業訓練。日本でホテル業を学んできた21歳のベトナム人女性が刑務所で指導にあたっています。 【画像】刑務所で指導にあたるベトナム人のダン・ティ・ハーさん(21)
「日本の受刑者に力を貸したい」
刑務所「市原青年矯正センター」には、現在約20人の若年受刑者が収容されています。 ベッドだけが置かれた部屋で始まったのは「ベッドメイキング」。受刑者の社会復帰を後押しする職業訓練です。 指導にあたるのは日本のホテルで働く、ベッドメイキングのプロ、ベトナム人のダン・ティ・ハーさん(21)。 「刑務所にいる人々がスキルを持って色んなところで働けるように(日本の受刑者に)力を貸してあげたいと思います」 法務省によると出所後、再犯する人の約7割が無職であることから、再犯を防ぐには職に就くことが重要だといいます。 日本でホテル業を学んできたハーさんは、「何か日本に恩返しがしたい」と職業訓練に進んで参加しました。 受刑者たちの明るい未来のために、日本への恩返しのため奮闘するハーさんの技術と思いはあすも続きます。 (「イット!」7月4日放送より)
イット!