静岡県版住みここちランキング 長泉町が6年連続1位
大東建託がこのほど発表した「街の住みここちランキング2024静岡県版」で、長泉町が6年連続の1位だった。行政サービスや交通利便性、防災が項目別1位を獲得し、総合力の高さを維持した。 同町は「子育てしやすい町」のイメージが定着。新東名高速道インターチェンジがあり、東海道新幹線三島駅からも近い。項目別はほかに生活利便性、静かさ・治安、にぎわいなどで上位に入り、東海エリアランキングでも総合4位になった。 県版2位は長泉町に隣接する清水町で3年連続。沼津市と三島市のベッドタウンとして宅地開発が進む。3位は静岡市葵区、4位は三島市、5位は静岡市駿河区だった。 「住みたい街」を聞くと、「特にない」54.1%、「今住んでいる街」20.9%で、「現住地の肯定派は75%に上る」と分析した。 調査は2019~24年に20歳以上の県内在住男女計2万3295人から聞き取った回答をまとめた。うち「住みたい街ランキング」は24年の回答者5356人を集計した。
静岡新聞社