坂本怜が第2シード撃破でジュニアグランドスラム初優勝に王手 [オーストラリアン・オープン/テニス]
坂本怜が第2シード撃破でジュニアグランドスラム初優勝に王手 [オーストラリアン・オープン/テニス]
シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)のジュニア男子シングルス準決勝で、第4シードの坂本怜(誉高校)が第2シードのニコライ・ブドコフ ケアー(ノルウェー)を6-2 6-4で下してキャリア最大のタイトルに王手をかけた。試合時間は1時間20分。 ~結果を随時更新中!~オーストラリアン・オープン2024|トーナメント表 2022年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)からジュニアグランドスラムに6大会連続出場となる17歳の坂本は、3度の3回戦進出(2023年全豪&ウインブルドン&全米)がこれまでの最高成績だった。第6シードで臨んだ昨年の大会では、3回戦でジョアン・フォンセカ(ブラジル)に3-6 4-6で敗れていた。 1月17日に終了したトララルゴン(J300/ハードコート)でジュニア国際大会5勝目(シングルス)を挙げて今大会を迎えた坂本は、シングルスでの連勝を「11」に伸ばした。 今大会での坂本は1回戦でアレクサンダル・バシレフ(ブルガリア)を7-6(3) 6-3で、2回戦でロレンツォ・アンジェリーニ(イタリア)を6-4 6-2で、3回戦で第13シードのパブレ・マリンコフ(オーストラリア)を4-6 6-0 6-1で、準々決勝ではクーパー・ウーステンディック(アメリカ)を7-5 6-3で倒して4強入りを決めていた。 ジュニア世界ランク7位の坂本は決勝で、ミーズ・ロットヘリング(オランダ)を6-1 6-3で破って勝ち上がったヤン・クムスタット(チェコ)と対戦する。 坂本はフェデリコ・チーナ(イタリア)とのペアで第1シードで出場しているダブルスでも勝ち残っており、前日に雨で延期となったマクスウェル・エクステッド(アメリカ)/ウーステンディックに対する準決勝を控えている。
テニスマガジン編集部