今や不動の人気を誇る「ニューポート」シリーズ。そのルーツを辿る【キャメロンマニア宣言】
タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第20回は人気の高い「ニューポート」シリーズの歴史を振り返る。
不動の人気「ニューポート」シリーズ
今回は、人気の高いニューポートの市販モデル(1996~2007年)を振り返ってみたいと思う。 スコッティキャメロンがタイトリスト社と提携後、日本国内で初めて発売されたのが96年(米国は95年)のクラシックシリーズである。ブラックオキサイト仕上げのこのシリーズは、削り出しパターブームの波に乗り、かなりのヒットとなった。 翌97年には、トライレイヤードシリーズ、オイルカンシリーズが発売されるが、注目は 98年に追加発売されたトライレイヤードのニューポート ロングネックだ。当時、タイガー・ウッズが同タイプのツアーパターを使用していたこともあり、このモデルは多くのファンを惹き付けた。
その後も、01年発売のプロプラチナムシリーズのニューポート ミッドスラント、02年発売のスタジオステンレス ニューポートビーチなど、当時活躍していたプロが使用するパターをインスパイアしたモデルがヒットし、ニューポートの人気は不動のものとなっていくのである。 PHOTO/Takanori Miki THANKS/スコッティキャメロンゴルフギャラリージャパン、アクシネット ジャパンインク ※週刊ゴルフダイジェスト2024年4月2日号「キャメロンマニア宣言」より
週刊ゴルフダイジェスト