中国の宇宙船の一部か? 五島の上空に光の帯、19日未明に目撃 長崎県
19日未明、長崎県五島市の上空で光を放つ物体が落下する様子が目撃された。中国の宇宙船の一部が大気圏に再突入し燃え尽きた可能性があるという。 同日午前4時ごろ、同市上大津町のタクシー乗務員、田中祐治さん(67)が、自宅前で火の玉のようなものが移動する様子を見つけ、スマートフォンのカメラで撮影。県天文協会長の松本直弥さんは「中国の有人宇宙船の軌道モジュールが落下したとの情報もあり、その可能性が高いのではないか」としている。 田中さんは「西の空から南の方面に光の帯を引きながら移動し、数十秒ほどで見えなくなった。初めての経験で、撮影できて良かった」と話した。