1971年「NHK紅白歌合戦」まるごと再放送は14日16時半。4K同等にレストア
NHKは、1971年に放送された「第22回 NHK紅白歌合戦」を、12月14日から2日連続でまるごと再放送する。NHK総合で、前編は12月14日16時30分、後編は12月15日16時30分から。 放送スケジュール ・懐かしの「NHK紅白歌合戦~第22回」(リマスター版・前編) NHK総合 12月14日(土) 16時30分~17時54分 ・懐かしの「NHK紅白歌合戦~第22回」(リマスター版・後編) NHK総合 12月15日(日) 16時30分~17時54分 “放送100年企画”として、1971年12月31日に放送された「第22回 NHK紅白歌合戦」の模様をリマスター版で再放送。 再放送にあたり、ビデオレストア技術を活用し映像の乱れ等を修復。2時間45分の映像に含まれていた約2万か所の傷やノイズを、4人でおよそ1カ月かけてレストア。「4K同等のクオリティーに近づけている」という。 翌年に札幌でのオリンピックを控えた1971年の紅白では、当時の会場だった東京宝塚劇場と札幌を結ぶ二元中継も実施。 トワ・エ・モワやダーク・ダックスが雪景色を思わせる曲で雰囲気を盛り上げたほか、南沙織(「17才」)、尾崎紀世彦(「また逢う日まで」)、加藤登紀子(「知床旅情」)、五木ひろし(「よこはま・たそがれ」)、小柳ルミ子(「わたしの城下町」)、堺正章(「さらば恋人」)などの歌手が初出場した。 歌唱シーン以外にも、ザ・ドリフターズやコント55号など当時のテレビの人気者も加わって繰り広げられた応援合戦も見どころ。紅組司会は水前寺清子、白組司会は宮田輝アナウンサー。
AV Watch,阿部邦弘