城田優が演出するコンサート…「スヌーピー・オーケストラ・クリスマスの掛け算で何百倍にもなる魅力をもっと表に出したい」
情感豊かな歌唱力を武器にミュージカルなどで活躍する城田優が、オーケストラコンサート「ビルボードクラシックス×スヌーピー『マジカル・クリスマス・ナイト』」でメインパフォーマーと演出を務める。12月8日午後7時から兵庫県立芸術文化センター(西宮市)で開催。「他では見られないコンサートになっているという自負がある」と語る。
2020年に始まり、城田が出演を続けるコンサート。昨年から演出も手掛ける。「スヌーピーという愛らしいキャラクター、オーケストラの上質な音楽、クリスマス。掛け算で何百倍にもなる魅力をもっと表に出したいと思った」と言う。
こだわるのはスヌーピーが登場するコミック「PEANUTS」の世界に来場者を没入させること。照明やセットを駆使して森を思わせる空間を作り、「妖精が演奏してると感じてもらえるように」と演奏者にも特別な衣装をまとってもらう。かわいらしいスヌーピーもステージに現れ、洋楽やポップス、クリスマス曲などが華やかに披露される。
新曲「夢の種 ~I’ll be by your side」も歌う予定だ。コンサートのピアノと音楽監修を担う宮本貴奈とセッション形式で制作。 鍵盤(けんばん)の音色と、城田の優しくも芯の強い歌声で未来への決意を表現する。
「コンサートに足を運んでくれる方にエネルギーを届けたい。例えば、途方もない夢や目標に向かっている人にも、大丈夫だよとこの曲で背中を押せたら」
演奏は京都フィル・ビルボードクラシックスオーケストラ、指揮は栗田博文。8日は、森崎ウィンがゲストボーカルで出演する。(電)0570・200・888。