眞島秀和主演で朗読劇「ROOM」ドラマ化、訳あり男たちの2泊3日描くコメディサスペンスに
眞島秀和主演で朗読劇「ROOM」がテレビドラマ化されることが決定した。BS-TBSで8月27日に放送がスタートする。 【画像】朗読劇「ROOM」ビジュアル 現在東京のこくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロで上演中の「ROOM」は、木下半太が作・演出を担う朗読劇。本公演ではさまざまな密室を舞台にした4つの短編ミステリーが展開し、眞島も出演している。テレビドラマ版は、そのうち1つの短編「缶詰」と関連付いた物語となり、作中ではリゾートホテルを舞台に、4人の男の2泊3日を描くコメディサスペンスが展開する。原稿の締切に苦しむ小説家、恋人とお忍び旅行の人気俳優、クレーム処理で仕事を辞めたいサラリーマン、部屋で人質を監禁する誘拐犯。赤の他人だった男たちが出会ったときに何が起こるのか。脚本を木下、監督を守下敏行が担う。 眞島がテレビドラマで演じるのは、デビュー作の大ヒット後、スランプに陥っている小説家・南条オサム。執筆に行き詰まった南条は、缶詰になって書き上げようとホテルにやって来た。一向に筆が進まずダラダラ過ごしていると、知らない番号から着信があり「今から死にます」と自殺をほのめかされ……。 眞島は「ホテルで缶詰になる作家、締切に追われるという経験はありませんが、面白い役を頂きました。クセのある人物達の群像劇、ジャンルとしては『コメディ・サスペンス』ということなので、どんな展開になるのか撮影が楽しみです」とコメント。木下は「ホテルを訪れる四人の宿泊客たち。各々に悩みや後悔があり人生に葛藤しています。出会うはずのなかった彼らが偶然というアクシデントでぶつかり合い、何かを見つけます。彼らの人生を覗き見るようなコメディ・サスペンスを目指しました。2泊3日の奇跡のドラマをぜひ目撃してください」と呼びかけた。 朗読劇「ROOM」は5月26日まで上演されている。 ■ 眞島秀和 コメント ホテルで缶詰になる作家、締切に追われるという経験はありませんが、面白い役を頂きました。 クセのある人物達の群像劇、ジャンルとしては「コメディ・サスペンス」ということなので、どんな展開になるのか撮影が楽しみです。火曜ドラマ9「ROOM」、よろしくお願いします! ■ 木下半太 コメント 作家にとって締め切りというのは地獄なのです。大げさでも何でもなく、こんなに苦しい仕事があるのかとのたうち回ります。締め切りが終わったあとはコロリと忘れて次の締め切りでまたどえらいことになるのですが。本気でヤバい締め切りのときはホテルで缶詰をして逃げ場をなくします。自ら牢獄に飛び込むようなもので、つくづく作家はドMでないと務まらないと思います。ホテルを訪れる四人の宿泊客たち。各々に悩みや後悔があり人生に葛藤しています。出会うはずのなかった彼らが偶然というアクシデントでぶつかり合い、何かを見つけます。彼らの人生を覗き見るようなコメディ・サスペンスを目指しました。2泊3日の奇跡のドラマをぜひ目撃してください。 ■ BS-TBS 火曜ドラマ9「ROOM」 2024年8月27日(火)より毎週火曜21:00~21:30 脚本:木下半太 監督:守下敏行 出演:眞島秀和 ほか