オリーブヤング弘大タウン＝CJオリーブヤング提供(c)NEWSIS

【07月01日 KOREA WAVE】韓国のヘルスアンドビューティーストア「CJオリーブヤング」がPB（独自ブラッド）ブランド商品の拡大に積極的に取り組んでいる。これを前面に打ち出して、海外市場への攻略に乗り出すと見られる。 オリーブヤングは最近、PBブランド「ブリンググリーン」の「スーパーレモングルタチオン」という商標を登録した。 グルタチオンは抗酸化効果に優れ、老化防止や肌の美白などに役立つ成分として知られている。消費者満足度の高い成分で、ビューティー業界で積極的に活用している。 ただ、オリーブヤングの関係者は「発売の可能性を念頭に置いて事前に商標を登録した。発売の有無や時期はまだ未定」と伝えた。 オリーブヤングは最近、PBブランドの競争力を徐々に強化すると同時に、海外進出にも拍車をかけている。最近、外国人の売り上げが急速に増加しているためだ。 実際、同社の今年第1四半期（1～3月）の外国人売り上げは前年同期比263％増加した。1～5月でも前年同期比3倍だ。 このように、外国人観光客の反応を確認したオリーブヤングは、韓国を訪問した観光客が帰国後もオリーブヤング製品を利用できるよう、2次購買率を高めようとしている。 その一環として海外法人を設立し、流通網を次第に広げている。 オリーブヤングは先月、日本で現地法人を設立し、法人のトップとして20年以上の経歴を持つ現地出身のMD（商品企画者）を採用した。 日本は地理的に近く、K-ビューティーに関心が高い国で、グローバル進出のための中心的な戦略国家に選定することになった。 オリーブヤングは日本を手始めに、中国と米国の事業も本格化する。 （c）KOREA WAVE/AFPBB News