原因は自分にある。が振り返る、"2024年は〇〇である。"「げんじぶを推すといいこと」も明かす
今年5周年を迎え、11月17日には自身2度目となるぴあアリーナでの公演を成功させた7人組ボーイズグループ「原因は自分にある。」。 【HOMINIS撮りおろし!】コンセプトEP「テトラへドロン」やライブについて語る原因は自分にある。のメンバー 今回は12月4日にリリースのコンセプトEP「テトラへドロン」についてや、開催したばかりのライブ「白昼夢への招待」や今後予定しているライブについてインタビュー。これから出会う"あなた"に向けて、"げんじぶ"の推しポイントなども語ってもらった。 ――コンセプトEP「テトラへドロン」について、どんなところに注目して欲しいか教えてください 大倉「今回のコンセプトEPは、四面体がモチーフになっており、4曲全部が表題曲というのをコンセプトにしています。"支配"と"反骨"、"愛惜"、"野望"という異なるテーマがあって、それぞれにミュージックビデオを作成しています」 杢代「全曲A面というだけあって、1曲1曲、とても自信を持って世の中に送り出せる曲になっています。今の原因は自分にある。が出せる本気の1枚となっているので、ぜひ全曲聞いていただきたいですし、4曲聞いた上で1番好きだった曲がどれかという観測者(原因は自分にある。のファンネーム)の皆様のリアクションが今から楽しみです」 ――11月17日には昨年行われた「因果律の逆転」に続き、2度目のぴあアリーナでの公演「白昼夢への招待」が開催されました。ステージに立ってみての感想を教えてください 吉澤「本当に過去1楽しいライブと言って良いほど幸せな空間でした。いろんなことを忘れて、その時間に存在できたというか。本当にあっという間に過ぎてしまう1秒1秒が愛おしいと思える素敵な時間になったなと思います」 長野「僕的に、去年のぴあアリーナでの公演は気づいたら始まっていて、気づいたら終わっていたんです。初アリーナだからこそのふわふわ感みたいなのを、少し感じていたと言うか。でも、今年は7人とも地に足がついた状態でパフォーマンスできたなと実感しています。7人で話していても、アリーナで公演したことの実感が湧くようなライブだったなと思います」 大倉「たしかに、1・2曲目の落ち着きは去年よりも成長した部分だよね。去年は1曲目から上がりきっていたというか、凌大がいうようにふわふわしていて、いつもリハでできていたパフォーマンスを発揮できない部分もあったんです。ただ今回は1・2曲目で、7人全員がしっかり落ち着いて丁寧に見せられました。それもあって、みんなが満足して終われるような結果になったんじゃないかなとすごく感じています」 杢代「たしかに。僕たち的にも成長したと自信をもって言えるライブだったなと思います」 ――公演中、印象的だったことはありますか? 武藤「今回は"和"をコンセプトにしたライブだったので、披露した曲の中にも"和"の要素が散りばめられていました。なかなか1つのコンセプトをテーマにライブをすることは僕らとしても珍しいですし、そういう中でジャパンカルチャーの世界観を伝わりやすく表現できたことが、すごく楽しかったです」 桜木「僕ら、ツアーの際にも客席でパフォーマンスすることがあるのですが、アリーナで客降りをすることは初めてだったので、観測者と同じ目線でステージを見るシーンというのは、すごく印象的でした。"こう見えてるんだ"っていうのを感じながら、ライブをするのはすごく新鮮だったんです」 小泉「僕は初めてポップアップを使用したことが印象的でした。ポップアップを使ったジャンプアップもスライドアップも、結構タイミングが重要なので、練習の時は難しいなと感じていたんです。スライドアップも簡単そうに見えて意外とバランスを崩しやすくて、しっかり立たないとゆらゆらしちゃうなと。だから、本番では緊張感もあったんですけど、すごく高く跳べて成長したのがよかったですね。アリーナならでは、の演出だなとも思いましたし」 ――12月には初のクリスマスライブ「GNJB Christmas Live 2024 Twinkle / Nightmare」の開催も控えております。こちらはどのようなライブになりそうでしょうか? 杢代「タイトルにもある通り、TwinkleとNightmareの両面が楽しめるんじゃないかなと思っています。僕たちが新解釈アイドルグループということもあって、1つのコンセプトだけでなく、いろんな僕たちを皆さんに見ていただけたら嬉しいです」 長野「どっちの公演に来たとしても、げんじぶの強みや、現在地を感じられるライブになると思っています。初めて来る方も、今まで応援してくださった方も、新しい面を見られるようなライブに絶対するので、ぜひ楽しみにしてください」 ――そして、来年7月には国立代々木競技場第一体育館でのライブ「ARENA LIVE 2025 序破急」も発表されました。こちらに向けての意気込みもお願いします 武藤「代々木は他のライブやイベントで立つことはありましたけど、あの会場でワンマンをやるとなると、すごくわくわくします。勢いに乗っていきたいなという気持ちです」 大倉「1年前に悔しい思いをして、今回2度目のアリーナが成功して、また次のステップに行くことになる。ここで、元の僕たちに戻ってしまうっていうのは、本当にもったいないことだなと思うので、この経験をしっかり思い出して、生かして、あのステージに臨みたいと思っています。そして、僕たちだけが頑張っても、決してたどり着けないステージだなと思うので、ぜひ今応援してくれてくださっている観測者の皆様にも、この7月12、13日を目標に僕たちと一緒に走り抜けていってほしいです」 ――盛りだくさんの1年だったのではないかと思いますが、みなさんの今年を一言で表すならどんな1年でしたか? 大倉「『今年は〇〇である。』で行く?」 長野「なんでも良いんですもんね?」 小泉「お、来た!」 大倉「さすが、クリエイティブ長野!」 長野「今年のげんじぶは"蓄え"である。今年は来年に向けて、たくさんのことを経験したし、いろんな場面でメンバーと、チームとしてどういうことをやっていきたいかを話す機会がすごく増えたので、来年爆発するものに向けての蓄えがちゃんと揃ったなって、準備ができた年だったなと思います」 小泉「はい!今年のげんじぶは"経験"である。2回目のアリーナでの演出も含め、これまでできていないこともだし、リリースイベントも『嗜好に関する世論調査』ぶりにたくさん回ったので、そういう意味でいろんな経験をさせていただきました。それから、春ツアー『架空のアウトライン』では、アンコールなしで『灼けゆく青』で終わったのですが、珍しい終わり方だったんじゃないかなと思います。僕らとしても、新しいライブの作り方ができたなってかんじることが多かったので"経験"かなと思いました」 大倉「じゃあ、僕行きます!今年のげんじぶは"出会い"である。今年の春ツアーは1stコンセプトEP『仮定法のあなたへ』を提げてのものだったのですが、そこでは"まだ出会えていないあなたに出会う"というのがコンセプトでした。その言葉通り、実際にまだ見ぬ、まだ出会えていなかった方々にたくさん出会えたなと思います。特典会でも"初めて来ました"とか"初めて空人くんと話します"って言っていただける方が多かったですし、ライブに初めて来ていただいた方もいると思うので。それはきっとメンバー各々が個人で頑張って、げんじぶを背負って活動してくれてるからこその出会いだなと感じました。なので、僕は"出会い"である、という一言で締めさせていただきます」 杢代「今年の原因は自分にある。は"深まる"である。ですかね!まず雅哉も成人して、改めて仲良くなったなと思うんです。ただ、正直仲はもともと良かったので、その言い方はしっくりこなくて、なにか他に良い言い方あるかなって考えたら、仲が深まった、がいいかなと思いました。それから、世界観もしっかりと深掘りできたなと思っていまして『架空のアウトライン』では『仮定法のあなたへ』のコンセプトに合ったセトリを組んで世界観を行き来しましたし、先日の『白昼夢への招待』では"和"をコンセプトとして深掘りをしていった年だなと。そう思うと、仲も深まったし、コンセプトも深掘りできて、とても良い実りのある1年だったなと思います」 吉澤「今年のげんじぶは"温かい"である。深まるに似てると言えば似てるんですけど、すごい心地よい居場所が形成されたというか、グループが自分の居場所だなと強く感じた1年でした。それにこの1年での思い出たちも本当に温かいので、"温かい"だなと」 武藤「僕は、歌ですかね。今年、配信した曲、全部にコンセプトとかテーマがあったりして、なんかやっぱいいなって思えました。あとは、げんじぶとしての活動以外のお仕事でも歌って踊ることがあったりしたので、そこで繋がった新しい輪というか、音楽で繋がった輪というか、それも何だろう大事にしていきたいなと思って。そういうそれぞれが培ってきたものが、今回のEPに全部集まってるんじゃないかなって感じますね。ぜひ、たくさん聞いてほしいです」 杢代「じゃあ、最後雅哉さん!」 桜木「...思い浮かんでたんだけど、潤の話聞いてたらさ、ちょっと忘れちゃって、ちょっと待ってくださいね」 長野「わかるよ、そういうときある」 大倉「焦んない、焦んない!」 杢代「大丈夫だよ、新しいの考えても良いんじゃない?」 武藤「B案、B案!」 小泉「新しいのでも良いよ!」 桜木「うーん...意見が合致した、ですかね。なんか今年は意見が合致することが多かったんです。去年は、それぞれに意見を出し合うことも多かったのですが、今年は話し合いがスムーズに進むことが多かったなと思います」 ――HOMINIS読者の中にはすでに観測者の方はもちろん、皆さんのことが気になっている方もいます。そんな読者に原因は自分にある。の推しポイント、推すとこんないいことがあるよというのを教えてください 小泉「僕はギャップだと思います。それこそ楽曲のコンセプトはしっかり固まっているんですけど、素の僕らは穏やかで、等身大で、みんなでワイワイしているので、そこのギャップが良さなんじゃないかなと思います。...はい、じゃあ、皆さん違うのでお願いします」 大倉「言われなくても、そうするよ(笑)」 桜木「成長していく過程が見えるところです。来年、ユニバーサルミュージックさんと、パートナーシップを締結することも発表されましたし、少しずつメディアにも出るようになって、ステップアップしている過程かなと思います。なので、世間に広まっていく、どんどん上のステージに上がっていける過程を見られるという意味で楽しく応援していただけるんじゃないかなと思います」 長野「歴史の目撃者になれることだと思います。グループ名もそうですし、今回の衣装や、音楽面でもそうなのですが、常に挑戦し続けたいという姿勢を持っています。僕自身はこのグループが始まったときから"どうせやるんだったら音楽史に残るような挑戦をしたい"って思っているので、そういう様を、日本の音楽シーンに大きな爪痕を残すっていう過程を一緒に体験してほしいし、その仲間、観測者として一緒にいてほしいなという思いがあるので、仲間になってもらえたらなと思います」 吉澤「げんじぶが好きだと、メンバーのことをいろんな場所で見られる、ですかね!みんなそれぞれが俳優としても活動もさせていただいているので、いろいろな場所で自分の好きなグループのメンバーたちを見られるというのは、僕たちの強みなんじゃないかなと思います。」 大倉「素敵!僕は、眼福なところかな、と思います! やっぱりメンバー全員、こんなに幅広くいろんなタイプのイケメンがいるので、メンバーの誰かしらは刺さるんじゃないかなって思います。それでいて全員で歌って踊るグループなので、表情管理だとか、パフォーマンスにも心打たれるんじゃないかなと。眼福!癒される!だと思います」 武藤「僕は、漢字検定に強くなる!」 一同「......漢字検定?」 武藤「げんじぶの歌詞ってすごい難しい漢字が多くて、1回見ただけじゃ何て読むんだろうっていうような単語がいっぱいあるんです。きっと歌詞を読み取るために調べるじゃないですか。そうしていくうちに、たぶん漢字に強くなっていくと思うんですよ。だから、漢字検定、すごい上の級まで行けんじゃないですか?」 大倉「それは、何級くらいまでいけますか?」 武藤「準1とか!」 一同「準1!?」 小泉「そこまで行けたらすごいよ、もうげんじぶ塾だよ」 武藤「僕は5級で止まってますけどね!」 一同「(笑)」 杢代「僕は、趣味が増える、かなと思います」 大倉「普通に推し活やないか!」 杢代「もちろん応援していくっていうこともそうなんですけど、メンバー全員が好きなことがバラバラなんです。光咲さんだったらラーメン屋さん巡り、潤さんだったらガンプラ、要人さんだったら釣り、空人さんだったら柔軟格闘技......」 大倉「柔軟?それはドラマの役で、今だけね?」 杢代「そっか。じゃあ、空人だったら歌うこと、凌大だったらダンス、雅哉だったら髪をピンクにすること...」 桜木「それも、今、髪がピンクだからでしょ?」 杢代「じゃあ、雅哉だったらK-POPが好きとか、僕だったら洋服が好きとか。本当に個性が様々なので、僕たちを見ていたら、趣味のきっかけができるかもしれない。いろいろな個性が集まっているので、応援することだけじゃない趣味がたまたまマッチしちゃうかもしれないなと思うので、人生豊かになります!」 大倉「......半分ぐらい的外れじゃなかった?」 杢代「どこが的外れよ?結構良いこと言ったよ?人生豊かになります、って」 桜木「それは良いんだけど、あまりメンバーの好きなことわかってなかった...」 長野「新メンバーかな?」 小泉「これからもっと知っていこうね?」 武藤「でもね、ガンプラはあってたよ?」 ――ちなみに、推し始めた時にまず見てほしいコンテンツはなんですか? 杢代「いつもとは違う角度の質問きましたね......」 武藤「楽曲から入ってほしいかな。まずは、好きな曲を見つける」 小泉「ミュージックビデオとかじゃないですか?」 杢代「好きな曲を見つけていただいて、ライブ映像を見ていただいて"こんなパフォーマンスをするんだ"っていうのを知っていただいて、で、そこで1回どうする?ライブ映像とかかな?」 吉澤「そうだね。ライブを見ていただいて"この人たちって中身、どういう感じの人たちなんだろう?"っていう想像を膨らませてもらった上で、バラエティー系のYouTubeを」 大倉「ちなみに今回のコンセプトEP『テトラへドロン』の創造盤には沖縄で撮影された写真集のメイキング映像がありますので、ぜひ見ていただけると"あ、ライブではこんなんなのに、素だとこんなんなんだ"と思ってもらえるんじゃないかなと思います」 杢代「そこには別人がいます!」 小泉「知ってる方から見ても、知らない僕らがいるんじゃないかなと思います!」 大倉「すごい!眉毛3回上がった(笑) それから、今回のEPのリリースイベントもそうですし、僕たちの素の部分を知れる機会もたくさんあるので、ぜひそういう部分にも触れていただいて、推しを決めていただけたらなと思います」 ――バラエティー系のYouTubeで自分たちっぽさが出てるやつは? 杢代「せーので言ってみる?」 一同「せーの!」 大倉・小泉・杢代・武藤・吉澤「お正月企画!」 桜木「嗜好に関する世論調査のメイキング」 長野「改名前のジェンガ!」 大倉「凌大のそれは昔すぎるよ」 小泉「もう人格変わってるまであるよ?」 長野「でも、嗜好に関する世論調査のメイキングは、同意だわ。自分たちらしさあるよね」 小泉「潤くんはなんて言ったの?」 武藤「俺、羽子板!」 長野「今年も(お正月企画)やるなら、もっとしっかり試合したいね」 大倉「お正月企画か!あの企画は、最近のやつなので、僕たちのことを1番知れるかなと思います。凌大と雅哉が言ったのは、4・5年前のメイキングなので"もっと昔はこんな感じだったんだ"が知りたければ、ぜひ見てください!」 長野「そう!僕たちの幼少期が知れる」 杢代「7人が出てる企画となると、それくらい?」 小泉「そっか、7人だとあれだけなのか」 大倉「さっき要人も言いましたけど、個人のお仕事をそれだけ忙しくさせていただいているので、ぜひ7人の動画が上がったら、たくさん見てほしいなって思います。やっぱメンバーといるときが一番素が出ますから」 吉澤「7人で集まってるときが、一番わちゃわちゃしてるしね」 取材・文=於ありさ 撮影=MISUMI
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