「現時点で考えるとしたら...」闘莉王が森保Jの右SB争いを占う!毎熊晟矢か菅原由勢か?「ポジションを奪うのか、楽しみ」【アジア杯】
「実力的には菅原の方が少し上」
元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルで森保ジャパンの右SB争いについて語った。 【動画】闘莉王がバーレーン戦の森保ジャパンを採点! 動画内で闘莉王氏は、アジアカップのラウンド16でバーレーン代表を3-1で下した日本代表の指揮官と各選手を採点。基準点を「4」とするなか、右SBでフル出場した毎熊晟矢は及第点以上の「4.5」を与える。 「素晴らしいプレーをやってくれた。ディフェンスもそうだし、どちらかと言うとバーレーンは左の方が良い選手を置いていた。そこを毎熊はよくやってくれた」 さらに、先制点に貢献した場面に注目。31分、毎熊はペナルティエリアの手前で右足を振り抜く。シュートは惜しくもゴールポストに直撃したものの、こぼれ球を堂安律が押し込んだ。 このシーンのミドルを、闘莉王氏は「枠に行ったら、キーパーも止められない。力もインパクトも素晴らしい。非常に良いシュート」と称賛する。 試合全体でも、オーバーラップによる堂安との効果的なコンビネーションを高く評価。自身が戦前に提案していた通りのプレーぶりに「俺のYouTubeチャンネルを見ているのかな。よくやってくれた」とご満悦だ。 今大会の右SBは、グループステージ初戦と第2節は菅原由勢が先発し、3節とラウンド16は毎熊がスタメンに選ばれてきた。闘莉王氏は、攻撃面で毎熊の方が上回っている点を解説する。 「ボランチの脇ぐらいのところに入った時は、菅原より良い。オーバーラップの時は両方とも良いと思うけど、中から追い越していく動き、サポートをした時は菅原より少し良い」 そのうえで、スタメン争いについては「実力的には菅原の方が少し上。でも、現時点のパフォーマンスを考えるとしたら、毎熊の方が良い」と語る。 そして、毎熊に「これからパフォーマンスが上がってくる菅原を、どうやって抑えてポジションを奪うのか、楽しみ」と期待した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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