津田学園選手紹介 阿万田琉希捕手(2年) 感情出さず淡々とプレー /三重
<第91回センバツ> 肩の強さに自信がある。遠投は110メートル。秋の東海大会では4試合全てで盗塁阻止に成功した。「野手がタッチしやすいように低くて速い送球を心がけている」と語る。 兵庫県南あわじ市出身。中学時代に所属した硬式野球チームの監督が津田学園の佐川竜朗監督と親交があり、誘われた。 捕手として気を配っているのは投手と2人の時間を作ることだ。昼食の時間に話しかけるなどして、相手の性格や状態を把握しようと努めている。一緒にスーパー銭湯に行くこともある。 「一歩引いて全体を見ること」も気にしている。東海大会決勝、東邦(愛知)戦では、浮足立ち、2回の捕逸を犯すなど散々な出来だった。自分の感情を表に出さず、淡々とプレーすることを心がけている。 勝負強い打撃には定評があり、昨夏以降の公式戦12試合で16打点と活躍した。「自分は目立たなくてもいい」とも語るが、本心では勝負を決める一打を狙っている。【谷口豪】=随時掲載 ……………………………………………………………………………………………………… ◇素顔 周りにちょっかいを出すひょうきんな一面も。人気のK-POPガールズグループ「BLACK PINK」を聴くと元気になる。漫才も大好き。 〔三重版〕