PKを決めたFW大迫勇也(Getty Images)

[2.7 親善試合 神戸 0-0(PK4-3)インテル・マイアミ 国立] 　3日前に香港で行った親善試合を欠場したことで、この日も出場が心配されたFWリオネル・メッシだが、後半15分から大歓声に乗せられて登場した。 　すると相手に囲まれても簡単にかわしたり、一瞬の仕掛けからシュートまで持ち込む速さなど、スタジアムを沸かせるプレーを連続した。 　“メッシ劇場”となった30分間。FW大迫勇也も「いやー凄かったですね。アンドレス(・イニエスタ)とやっていた時と同じような感覚があった」と感嘆の声を漏らした。 　ただ2月平日のナイトゲーム。観戦チケットも決して安くはなかったことで、国立競技場に詰めかけた観衆は、2万8614人にとどまった。 　大迫も空席が目立ったスタンドに「出来ればもっとたくさんのお客さんに観てほしかったなという思いが率直にあります」と“苦言”を呈した。 　しかしシーズン開幕へ向けた調整の順調さは確かめられた様子。大迫も「いい感じで沖縄キャンプからここまで来ている」と話すと、10日後の来週土曜日に再び国立競技場で行うFUJIFILM SUPER CUPの川崎フロンターレ戦に向け、「いいシーズンにする大事な最初の試合にしたい。タイトルは取れるだけ取りたい」と意気込んでいた。