「ハーフサイズが充実、ひとり飲みに最適」「値段も全然割高じゃない!」…。大阪王将が川崎でひっそり始めた「新モデル店」の”驚きの姿”
「大阪王将」はもともと食事業態の色が強いので居酒屋ほどではないにしろ、それでも時代の変化とともに「外食ならではの体験」を求められるようになっているのではないだろうか。単に満腹になりたいだけなら内食や中食の方がよほど安上がりなのだから。 たくさんの種類を少しずつ楽しめる食事を家庭で用意しようとすると、かなりの手間がかかる。外食には家庭では味わえない体験が求められているからこそ、この「少量多種」が体験としてウケている。
そして、ガッツリハイカロリーなもので腹を満たすのではなく、野菜を取り入れた健康的な料理でお腹いっぱいになりたいというニーズが強まっている。こうしたライフスタイルや趣味嗜好の変化によって生まれた大阪王将の新モデル店。大手チェーンのこの挑戦が受け入れられるのか、気になるところだ。 ■そこまで割高でないのもポイントだ
大関 まなみ :フードスタジアム編集長/飲食トレンドを発信する人