ロープなしで張る新作テントがデビュー! 設営時間短縮でキャンプ時間を効率よく使える
お花見も一息ついて、いよいよ本格的に加速する春の行楽シーズンに突入ですね。GWを目前にして、キャンプ愛好家の方たちも気もそぞろかと思います。キャンプギアの主役といえばテント。モデルチェンジをお考えの方もいるかと思いますが、そんな方におすすめなのが国産キャンプブランドの雄・スノーピークから、気になる新作テントが登場しました。お題はロープレスです。 【写真】ロープレス仕様で簡単設営ができる新作テントの機能性を見る(全7枚)
テントに欠かせないロープを使わないという新機軸
注目のスノーピークの新型テント「ウィンゼル2」は、フライシートと地面をつなぐロープを省いたロープレス仕様のドーム型テントです。テントを張る際は通常ガイロープを使用しますが、「ウィンゼル2」ではインナーテントのドーム型テントに6方向に広がるフライシートを被せ、そのフライシートをペグで地面に直接固定することで、強度を確保します。 ガイロープを使用しないことでの強度不安を感じる向きもあるかもしれませんが、同社の既存のテント群と同等の耐風性を備えているとのこと。テントロープを張る手間や時間を省くことで、キャンプを楽しむ時間を有効に使えるメリットは魅力的です。 また、前方に長く伸びた前室パネルを上げることでタープのように機能させることができ、大人2名がゆったりくつろげるサイズのリビング空間を生み出してくれます。なおウイングポールは別売になります。
通気性に優れた新型テントは春~秋の3シーズンで活躍
テント名に使われたウィンゼルとは「風を感じる帆」という意味が込められているそうです。インナーテントとフライシートの間を風が通り抜け、通気性に優れた構造となっているのも、これからの夏日が続くシーズンを考えると、快適なキャンプデイを期待できます。しかも結露対策もバッチリです。 インナーテントの出入り口パネルには、伸縮性のあるコードが付いているのでメッシュパネルを開けた状態であれば、出入り口のパネルを手前に引くだけでスムーズな出入りが可能。3シーズンでフルに使い倒せるテントなのです。
ソトラバ編集部