アプリで通院便利に 富山県の高岡市民病院が導入、会計簡略化 待ち状況確認
富山県の高岡市民病院は、通院患者向けのスマートフォンのアプリを導入した。クレジット決済によって窓口の会計手続きを省略できるほか、予約状況の確認などもできる。利便性の向上が目的で、事務局は利用を呼びかける。 アプリでは、クレジットカード情報を事前に登録することで、診察後に会計手続きなしで帰宅でき、受診の3日後にクレジット決済となる。他にも診察待ちの状況がリアルタイムで確認でき、順番が近づくと通知が届くなど、便利な機能を備える。 アプリは今春に導入し、1カ月で約200人が登録した。池守凡子医事課長は「待ち時間の解消や混雑の緩和にもなる。多くの人に活用してもらいたい」と話した。