八代妙見祭で「馬揃い」 23日に神幸行列
八代妙見祭に奉納する飾り馬の体格を検査し、おはらいする「馬揃[うまぞろ]い」が11日、八代市妙見町の八代神社(妙見宮)であった。奉納する高校同窓会や地域住民らでつくる9団体の10頭が境内を駆け回り、23日の神幸行列を前に祭りムードを高めた。 午前7時、飾り馬を載せたトラックが同神社に次々と到着。氏子が馬の体高を測り、毛色と年齢を記録した後、馬と勢子が拝殿前でおはらいを受け、拝殿の周りを3周した。 飾り馬は23日の神幸行列に参加する。行列は、塩屋八幡宮を出発して市中心部を練り歩き、砥崎河原などで迫力ある馬追いを披露する予定。おはらいを終えた「飾馬奉納厳橿[いずかし]會」の澤田雄市代表(57)は「妙見祭を子どもたちにも楽しんでもらえるよう、盛り上げたい」と意気込んだ。(上島諒)