巨人・丸佳浩が明かした食生活の変化「野菜が嫌いで食べてこなかったんですけど…」 試合前には岡本和の誘惑を排除
【球界ここだけの話】アスリートは体が資本-。巨人・丸佳浩外野手(35)は今オフに「丸メシプロジェクト」の一環で東京都内の施設を訪れた際、子供たちとの交流の中で自身の食生活の変化を明かした。 【写真】巨人・丸佳浩が「丸メシプロジェクト」の一環で都内の施設訪問 料理で人生初のピーマン切り 「僕は野菜が本当に嫌いで、本当に野菜を食べてこなかった。でも今は、血糖値スパイクを起こさないように野菜から食べています。ブロッコリーも食べられなかったんですけど、今はおいしいなと。この前、奥さんの前で言ったら鼻で笑われましたけど(笑)」 続けて幼少期の〝野菜嫌い〟エピソードも披露した。みそ汁に入っている小さな野菜も外に出し、汁だけ飲んでいたという徹底ぶり。家族での食事について「母親から『最後まで(全部)食べない限りは寝かせない』と言われて、僕は母親が寝るまで待っていました」と話すと、会場は笑いに包まれた。 アスリートとして、試合前の食事にこだわりがある。常に同じテンションで試合に臨むため、シーズン中の本拠地東京ドームでは必ず同じものを食べ、同じルーティンで過ごす。 食事の内容は餅を4つ、サラダ、キウイ、鶏むね肉のチキンブレストを4枚。飲み物もキリンのプラズマ乳酸菌の入った水に決めているという。食事が終わるとその残りの水でプロテインを作って飲み、シャワーを浴びに行くところまでがセットだ。餅の個数については「これでも減らした方。3年前は7個で、7個、6個、5個で今年4個」と笑った。食事中にチームの主砲、岡本和が丸のもとへ来て他の食べ物を勧めてくることもあるというが、「これおいしいっすよって誘惑してくるから、余計なことは言うなと言っています」とルーティンを守り続けている。 17年目の今季は138試合に出場して打率・278、14本塁打、45打点。リードオフマンとして打線を引っ張りリーグ優勝に貢献した。公式戦で記録した安打数と四死球数の合計数×1万円を寄付する同プロジェクトにより今季は214万円(146安打、65四球、3死球)を寄付する予定。「食事を通じて少しでも生活に彩りが出てくれれば」と丸。自身も食事にこだわり、来季も結果を出し続ける。(原田優介)