「火をつけたことに間違いありません」 自宅に放火の疑い 無職の男を逮捕 焼け跡からは母親の遺体
去年10月7日、島根県出雲市で民家が全焼し、焼け跡からこの家に住む高齢女性が遺体で見つかっていた火事で、やけどを負って入院していたこの家の男が放火の疑いで逮捕されました。 【写真を見る】「火をつけたことに間違いありません」 自宅に放火の疑い 無職の男を逮捕 焼け跡からは母親の遺体 5日、非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、出雲市の無職の男(54)です。 警察によりますと、男は、去年10月7日午前2時15分ごろ、出雲市古志町の自宅に火をつけ、自宅と隣接する小屋を全焼させた疑いです。 火事のあと、焼け跡からは男の母親(90)が遺体で発見され、男は行方がわからなくなっていましたが、翌8日に現場に現れたところを警察署員に発見されました。 男はやけどを負っており、入院して治療を受けていましたが、去年12月に退院したため、警察が事情を聞くなど所要の捜査を進めていました。 男は「火をつけたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。 犯行の動機や詳しい経緯、また母親の死亡と火事の因果関係など、警察が引き続き調べています。
山陰放送