<おむすび>“リサポン”田村芽実 オーディションで人生初の金髪に あす放送のパラパラシーンは「涙をこらえながら踊った」
俳優の橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、博多ギャル連合(ハギャレン)のメンバー、“リサポン”こと柚木理沙を演じている田村芽実さん。田村さんが、オーディション秘話や、ドラマの見どころなどについて語った。 【写真特集】ギャル姿がすっかりハマってる! “リサポン”田村芽実の活躍を場面カットで振り返る
◇2度目の朝ドラ出演「どうしてもまた朝ドラの現場に入りたい」
田村さんは、アイドルグループ「アンジュルム」の元メンバーとして知られ、今回、過去最大規模の「若手オーディション」で同役に選ばれた。朝ドラ出演は2023年度前期の「らんまん」に続き、2回目。同作では大畑印刷所のひとり娘・大畑佳代を演じた。
「私はもともとミュージカル女優として活動していたので、映像の世界、ましてや朝ドラは自分とは無縁だと思っていたんです。そんな時にお話をいただいて参加した『らんまん』がお芝居のことだけに集中できた現場だったので、どうしてもまた朝ドラの現場に入りたいなという強い思いがありました」
「おむすび」のオーディションを振り返り、「これまでも絶対に受かりたいオーディションはたくさんありましたが、『おむすび』のオーディションについては意気込みが違いました。お芝居だけでなくその意気込みをハッキリ見せたくて、髪の毛を生まれて初めてブリーチして金髪にしてオーディションに挑んだんです。受かった時は思いが通じたというか、本当にただただうれしかったです」と語る。
演じるリサポンは、結のクラスメート。学校では校則を守るおとなしい女子高生だが、実は隠れギャル&ハギャレンメンバーでもある。ギャルの歴史を本にすることが夢。
そんなリサポンについて、「とにかく一生懸命で、ギャルが大好きで、大好きなもののためなら周りが見えなくなってしまうぐらいまっすぐ。そしてそれを周りが愛せるような、愛嬌(あいきょう)や空気の良さがある子だと思ってます。監督からは『少しオーバーなぐらいでも大丈夫な役だから、やりすぎるぐらいがちょうどいいよ』って言ってもらいました。そのとおり今ははっちゃけて演じています」と話す。