ビザンチンドリーム（左）はシュタルケを背に活気ある登坂

［ＧⅠ菊花賞＝２０２４年１０月２０日（日曜）３歳、京都競馬場・芝外３０００メートル］ ＜栗東＞ビザンチンドリームは新コンビを組むシュタルケが騎乗して坂路で同厩ツリートップムーン（２歳未勝利）と併せ馬。所々で行きたがるそぶりは見られたが、最後まで脚色はしっかり。４ハロン５３・３ー１３・０秒を刻んで半馬身先着を決めた。　坂口調教師は「今朝は感触を確かめてもらう感じで。『思ったよりハミを強くかむところがあったけどコンディションは良さそう』とジョッキーも話していた。馬体の張り、毛ヅヤも良化。使った上積みを感じる」と上昇ムードを伝えた。 ＜美浦＞アレグロブリランテは南ウッドで横山和が騎乗し、前の併せ馬を見ながら単走で駆け抜け６ハロン８３・２ー１１・６秒（馬なり）。久々も上々の仕上がりだ。横山和騎手「先週しっかりやっているので無理に疲れを残さないように。距離などやってみないと分からないが、このメンバー相手にどこまで食らいつけるか」