桑木志帆が今季3勝目へ向け7アンダー首位タイの好調スタート! 「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」初日の模様をプロがレポート
試合に話しを戻すと、前週優勝の山下美夢有選手は、岩井明愛、畑岡奈紗選手と同組でプレーし5バーディ2ボギーの3アンダー14位タイで終え、ショートゲームで取りこぼしたことを悔やみながらも「ショットは先週よりも上向き」と最終日に向けて視界良好なようです。 山下選手は打つ前にターゲットとボールを結んだ後方に立ち、クラブをターゲットに合わせるルーティンを行いますが、このときの山下選手の背筋を伸ばして両わきを軽く締め、真っ直ぐに立つ姿勢が素晴らしいと、見るたびに思っています。恐らく呼吸も整えアドレスに入るので、アドレスも力みがなく自然体で構えられています。ちょっとしたことですが、真似したいポイントです。
岩井明愛選手は4アンダー9位タイで終え「ぼちぼちです」と4日間大会の初日としては上々のスタート。スウィングのマイナーチェンジに取り組む畑岡選手は2アンダー22位タイで終え「前半は思うように振り切れなかったところでよく我慢できた」と話し、気を付けているスウィングは半分くらいの出来だったようです。 3日間大会ではスタートダッシュがアドバンテージになりますが、4日間となると徐々に上げて行ける体力とスタート時間によるコースコンディションの変化に対応することが重要になってきます。明日も現地からのレポートをお届けします。 写真/中村修
プロゴルファー・中村修
【関連記事】
- いよいよ終盤戦! 明日から始まるNOBUTA GROUP マスターズGC レディース、昨年のプレーバックと今年の注目選手を紹介【JLPGAトーナメント観戦ガイド】
- ベタ足でヘッドスピードがアップ! ツアー初優勝を成し遂げた桑木志帆のスウィングをコーチが解説!【勝者のスウィング】
- プレッシャーのかかった場面でも、いつでも同じテンポ。山下美夢有の最強スウィングをプロが解説【勝者のスウィング】
- 畑岡奈紗の"飛ぶ"スウィングをプロコーチが解説。「右腕と両ひざの使い方」が飛ばしの秘訣【今見るべき7人のスウィング・第3回】
- ザンダー・シャウフェレが小中高生にゴルフクリニックを開催! 「調子が悪いとき」の解決策や「ゴルフでもっとも大事なこと」をアドバイス