「何らかの罪がある」大谷翔平と水原一平元通訳の関係に皮肉も!? 米メディア「スケープゴートとして…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、元専属通訳の水原一平氏が違法賭博に関与したスキャンダルに巻き込まれた。1989年に野球賭博で球界を追放されたピート・ローズ氏が、大谷と水原氏に皮肉を込めたサインを示した。米メディア『オーバータイムヘロイクス』のオインドリラ・チョードリー記者が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 野球界の安打王であるローズ氏は、現在でも頻繁にサイン会を開いている。そこでは「4256ヒット・0ステロイド」「HOF」(殿堂入り除外のこと)など、ユニークなサインを書いていることで有名だ。今回、ミネソタで行われたサイン会では「野球に賭けてごめんなさい」「大谷も残念だ」「私にも通訳がいればよかったのに」とボールに書いた。 大谷の通訳を務めていた水原氏は、今シーズン初めにスキャンダルが明らかになった。水原氏は自分のギャンブルの借金を返済するために大谷から金を盗んでいたことが判明したのだ。当初は混乱が起きたが、調査の結果、大谷の不正は晴れた。 ローズ氏の皮肉にチョードリー氏は「ローズは水原との件で大谷に何らかの罪があることを暗に示していたのだ。ローズ自身がそうであったように、大谷もギャンブルをし、そのスケープゴートとして通訳を使っているのだと」とし、続けて「ただし、大谷が水原の賭博や盗んだ金について何かを知っていた証拠もない」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部