【阪神・岡田監督語録 TV取材】劇的サヨナラにも苦言「走塁ミスばっかり。5つやね。走塁ミスは」
◇交流戦 阪神2-1日本ハム(2024年6月18日 甲子園) 阪神は日本ハムにサヨナラ勝ちし、交流戦を勝利で締めた。延長11回1死二、三塁から矢沢が暴投。三走・植田が生還し、4月18日巨人戦以来、今季2度目のサヨナラ勝ちを収めた。以下、岡田監督のテレビインタビュー。 【写真】<神・日>5回終了後、1000試合出場の記念ボードを手にする梅野 ――最後は相手のバッテリーエラーという結末 「まあ、向こうのミスでね。その前もですけどね」 ――試合全体を通して 「もうね、1―0かね。きょうは9回で、1―0で勝つしかないなと思ってたから。ちょっとあっこ(7回2死二塁から清宮に許した右前適時打)もね、不用意に初球だったしねえ。歩かせてもいい場面だからねえ。もったいなかったですけどね。だから、11回までいったのかな」 ――1ー0という話だったが、近本のタイムリーだった 「もう、走塁ミスばっかりで、行かないから、4つよ。今日ね。だからまあ、何とか村上も飛ばしていたし、ずっと勝ちが付いてないから、5回でも勝ちを付けてやろうと思って(代打・原口を送った)。いい当たりじゃなかったけど、ファウルフライでも打って、あそこで(点を)取っていたら、もう2点取れているところやけどね、走塁の面を普通にやればね」 ――梅野の打席でセーフティースクイズも仕掛けた。 「いやいやもう、点を取れないから。セーフティースクイズっていうても、正面だったら別にスタートを切らなくていいじゃないですか。そう考えたら5つやね。走塁ミスは」 ――村上の投球は 「(4月30日から)勝ってないから、何とか先に点をやらないというかね、そういう姿が見えてて、球数も多かったけど、何とかねあそこ、初めてのチャンスでね、あそこでね、1点に終わったからね、もう1点ね、ほんとは2点ほしいからね、1点やったら村上打たせたらいいじゃないですか。1点しか取らなかったから、こういう展開になったと思うんだけどね」 ――リリーフの投入も早かった 「いやいや、ゲラがいないからね、6回からだと、しんどい部分もあるんだけど、なんとかね、つないでつないでね、ちょっと初球は不用意やったと思うけどね、清宮ね、代打ね、2アウトでね、バッター考えてもね、左バッターで」 ――交流戦を振り返って 「まあね、交流戦入る前から打つ方がね、もうこれ言うた通りね、パ・リーグのピッチャー、なかなか今の状態でなかなか打てんいうのは、その通りの交流戦なったけどね。まあね、負け(越し)4つになったのかな。まあ4つ言うてもねえ、去年も3つ負け越してたから、そんな変わらないんだけどね、なんかものすごい負けてるような感じになってるけど、まあよくしのいだと思いますよ、このまま負けでね、はっきり言うて。今のチーム状態から行くとね」 ――リーグ再開、どういう阪神の野球を見せていく 「今度はね、ある程度分かってるピッチャーというかね、対戦のあるピッチャーと当たるし、ねえ。もう1回やっぱり気持ち切り替えてね、自分の役割というか、そういうのが全然ねえ、できてない部分も多いからね、だからやっぱり点取れない部分があると思うんで、そのへんの修正ですね、はい」