【裁判】妊娠5カ月で出産した赤ちゃんを山中に遺棄 40歳の女が起訴内容認める 出会い系サイトで知り合い妊娠、産婦人科は受診せず 福井
福井テレビ
自分が産んだ乳児の遺体を坂井市内の山に埋めたとして死体遺棄の罪に問われている40歳の女の裁判が20日、福井地裁で始まりました。女は起訴内容を認めました。 死体遺棄の罪に問われているのは、坂井市丸岡町与河の無職・藤倉幸子被告(40)です。 起訴状によりますと、藤倉被告は妊娠5カ月ごろだった2024年6月26日に自宅で出産し、乳児の遺体を7月1日ごろに坂井市内の山に埋めて遺棄したとされています。 20日から始まった裁判で藤倉被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 検察は、「藤倉被告は遅くとも3月ごろには妊娠に気付いていたが、出会い系サイトで知り合った男性との子であることから両親に相談できず、1度も産婦人科に行かなかった」と指摘しました。 弁護側は「事実に争いはない」としています。 次の裁判は10月10日に行われ、審理を終える予定です。
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