JAしおのや職員が約100万円着服
とちぎテレビ
JAしおのやは25日、男性職員が出荷する予定だったコメを無断で転売し、およそ100万円を着服していたと発表しました。 着服が明らかになったのは、さくら市にある喜連川地区営農経済センターに勤務する40代の男性職員です。 25日に会見を開いたJAしおのやによりますと、この男性職員は10月21日に職場で管理していた出荷予定のコメ、およそ2500キログラムを自分のコメと偽ってJAとは取引のない卸業者に販売し、現金およそ100万円を着服したということです。 10月18日に男性職員が不審な行動をしていたとJAに匿名の通報があり警戒していたところ、21日にこの男性職員が取引のない卸業者のトラックにコメを積み込んだところを別の職員が見つけ明らかになりました。 JAしおのやはこれまでに男性職員に3回聞きとり調査を行いましたが、着服は認めているものの動機などについては明らかにしていないということです。 すでに警察に相談していて男性職員の処分も検討しています。 JAしおのや代表理事組合長は、「役職員一同深く反省し、更なるコンプライアンス意識の向上と内部管理体制の強化を図る」とコメントしました。
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