トランプ氏に有罪評決、米大統領経験者初 不倫口止め料裁判
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【5月31日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領(77)が不倫の口止め料をめぐり業務記録を改ざんしたとされる事件で、ニューヨーク州地裁の陪審は30日、全34の罪状で有罪評決を下した。米大統領経験者への有罪評決は初めて。11月の大統領選で再選を目指すトランプ氏にとって打撃となる。 トランプ氏は、2016年大統領選の前に、過去に不倫関係にあったポルノ俳優ストーミー・ダニエルズ(Stormy Daniels)さんへの口止め料支払いをめぐり業務記録を改ざんした罪に問われた。 トランプ氏は、すぐには反応せず、肩を落としてじっと言い渡しを聞いていた。 同氏はほぼ確実に控訴するとみられている。この評決によって米国の政治は未知の領域に突入したが、たとえ実刑判決を下されたとしても、大統領選出馬を妨げられることはないとされる。(c)AFPBB News