神戸－サンガ　前半、右クロスから神戸の宮代（９）にヘッドで先制ゴールを決められるサンガ守備陣＝ノエビアスタジアム神戸　撮影・山本健太

　J1京都サンガFCは27日、ノエビアスタジアム神戸で天皇杯準決勝のJ1神戸戦に臨み、1-2で敗れて13大会ぶりの決勝進出はならなかった。 【写真】「天皇杯」戦前の優勝杯を発見 　サンガは19日のJ1第34節鳥栖（2-0）とのリーグ戦と同じ先発メンバーで臨み、サブには原や米本、平賀らが入った。神戸は23日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート（ACLE）で先発した大迫や武藤らがサブに入り、森岡（久御山高出）もベンチ入りした。 　サンガは前半から相手の圧力や競り合いに屈し、主導権を握られた。同18分、クロスからヘディングで失点。だが同32分、右サイドの福田の縦パスから中央の平戸、エリアスとつなぎ、抜け出したトゥーリオが冷静に右隅に決めて追いついた。 　しかし後半10分、福岡がペナルティーエリア内で相手を倒したとしてビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）の介入でPKの判定となり、GK具が一度は止めたが、こぼれ球を押し込まれて勝ち越された。 　直後に原を投入。さらに金子、アピアタウィア、米本を入れて打開を図る。平賀も前線に入れて、1点を追ったが、前線でのつながりを欠き、最後までなかなかシュートまで持ち込めず、最終盤のCKでの決定機も押し込めなかった。