創立100周年で地域貢献誓う 福島県白河市の白河信用金庫が記念式典
白河信用金庫(福島県白河市)の創立100周年記念式典は26日、白河市の新白信ビルで行われた。関係者が節目を祝い、地域経済の振興に力を尽くす思いを新たにした。 約220人が出席した。牧野富雄理事長が「次の100年に向かって全職員が一丸となり、地域の豊かな未来を創造していく」とあいさつした。伊藤智樹県県南地方振興局長、鈴木和夫市長、前沢浩財務省福島財務所長、樋口郁雄東北地区信用金庫協会長、神野善則信金中央金庫常務理事が祝辞を述べた。 席上、100周年記念事業の一環として管内市町村に車両を寄贈した同信金に対し、鈴木市長らが感謝状を贈った。記念講演会も開き、中嶋基晴日銀福島支店長が「最近の経済環境の変化と今後の展望」と題して講演した。 白河信金は1925(大正14)年1月7日、有限責任白河信用組合として創立した。1951(昭和26)年に白河信用金庫に改組。県南地方と栃木県北部に合わせて16支店を展開している。