（写真：愛媛朝日テレビ）

１０日の「１１０番の日」を前に久万高原町のスキー場で７日、高校生らが１１０番の正しい利用を呼びかけました。 この啓発活動は久万高原警察署が毎年実施していて、今回は上浮穴高校の生徒らが参加しました。 高校生らは「正しく使おう安心の１１０番」と書かれたパネルを持ってゲレンデを滑り降りました。また、生徒会長の八束こはるさんが警察車両の上に乗り「間違いやいたずら電話などが多いと緊急に対処しなければならない事案への対応が遅れてしまいます。正しい１１０番の利用をお願いします」などと利用客に呼びかけていました。 県警によりますと２０２３年、県内では約９万件の１１０番通報がありましたが、このうち２割ほどが間違い電話や緊急性を伴わない内容などだったということです。 県警では、緊急性のない悩みごとなどについては警察相談ダイヤル「♯９１１０」を利用し、事件や事故の場合は１１０番を利用してほしいとしています。 【地域警備課　大森朗巡査】 「困った時や危険が及んだ時は迷わずに１１０番していただいて、警察を頼ってもらえたらと思います」