UAE戦で先制アシストを記録したシントトロイデンＭＦ山本理仁

　U－23日本代表が20日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねるU―23アジアカップ（カタール）1次リーグの第2戦アラブ首長国連邦（UAE）戦で先制点を決めた〝ホットライン〟が脚光を浴びている。 　日本は前半27分、左CKから右サイドへ大きく展開すると、待ち受けたMF山本理仁（シントトロイデン）が絶妙のクロスを上げる。これをゴール前のDF木村誠二（鳥栖）が高い打点のヘッドでゴールに突き刺し、待望の先制点をもたらした。 　このコンビに沸いたのが、FC東京と東京Vのファンやサポーターだ。ネット上では「この代表、東京ヴェルディ－FC東京ラインがめちゃ良いやん」「またヴェルディ→FC東京のラインか…w」「初戦：東京ヴェルディの山田からFC東京の松木がゴール　2戦目：元東京ヴェルディの山本からFC東京からレンタル移籍している木村がゴール。仲良くしろと神が言っている」と指摘する声が続出している。 　初戦の中国戦ではMF山田楓喜（東京V）からMF松木玖生（FC東京）の現所属選手同士のコンビで決勝点、そしてこの日の2人は現在の所属は異なるが、山本は東京V出身、木村もFC東京からレンタル移籍中。つまり、同じ東京・味の素スタジアムを本拠地とするライバル同士のホットラインが、偶然にも国際舞台で続いたのだ。 　8大会連続の五輪切符がかかる大舞台で〝東京ホットライン〟が輝いている。