【女優・清野菜名】いつ、何を求められても挑戦できるよう心も身体も整えていきたい
繊細さとブレない強さをあわせ持つ“しなやかな人”清野菜名さん。彼女の“しなやか”な魅力に迫る! 〈画像で見る〉清野菜名さんのインタビューショット全部見せ!
清野菜名、今と、これから。
自らを語る口調は、常に穏やかで柔らかく、飾り気がない。だけど、仕事や将来の話になると、真っ直ぐで真摯な性格が垣間見える。そんな彼女が分析する、今の自分と、30代への展望とは?
「美容はとにかく保湿! 自分に合うものがわかってきました」
朝にどんなに保湿をしても、昼には乾きを感じてしまうほどの乾燥肌。表面は潤っていても内側が乾燥している感覚がずっとあって。それを解消するべく、シートマスクでお手入れを頑張っています。自分に合うものを見つけてコツコツ続けていたら、肌に変化が出てきて! 乾燥を感じにくくなり、くすみが抜けて透明感がアップ。やっぱり継続って大事なんですね。
「30代は、アクションという武器を軸にいつ、何を求められても挑戦できるよう心も身体も整えていきたい」
自分にはアクションだけなのか?と思い悩んだこともありましたが、『キングダム』シリーズと出合って、得意分野があること、そしてそれを求められることは、なんて幸せなんだろうと思えるようになったんです。『キングダム』ではワイヤーを使ったダイナミックなものをはじめ、アクションシーンが本当に素晴らしくて! アクションに表現の可能性を感じました。この作品を通して、身体が動く限りアクションを極めていくんだ、と気持ちが定まりました。だから撮影が終わってからも、いつ、どんなアクションシーンを求められても対応できるように、定期的に走ったり、体の可動域を広げるトレーニングをしたり、蹴りの訓練をしています。剣術も勘が鈍っちゃいけないと常に思っていて、長いものを持つと無意識に練習しちゃうんですよね。雨の日に玄関で傘を手にするとついつい、羌瘣の役作りで教わった剣の動きをおさらいしていたりして。私にとって、アクションは大切な武器。30代はこれを軸に、さまざまな作品に関わっていきたいですね。
俳優 清野菜名/Nana Seino
1994年10月14日。愛知県出身。2007年デビュー。アクション俳優としても定評があり、近年では、『異動辞令は音楽隊!』『耳をすませば』『ある男』『キングダム 運命の炎』など数々の映画に出演し、昨年はドラマ『日曜の夜ぐらいは…』で主演も務めた。コメディドラマ『No Activity』シーズン2が9月13日よりPrime Videoにて全6話一挙独占配信開始予定。現在公開中の映画『キングダム 大将軍の帰還』に出演。
Information『キングダム 大将軍の帰還』
7月12日(金)全国ロードショー シリーズ第4作目。原作でも人気の“馬陽の戦い”のクライマックスシーンがいよいよ描かれる。大沢たかおさん演じる“王騎”の運命はいかに!? 清野さん演じる“羌瘣”、山﨑賢人さん演じる“信”、新木優子さん演じる“摎”の動向も見逃せない! 撮影/三瓶康友 ヘアメイク/岡田知子(TRON) スタイリング/長張貴子 取材・文/中川知春 Edited by 佐藤 水梨
VOCE