二俣公一デザインの〈ブルーボトル〉が九州上陸。場所は福岡・天神エリアです。
活気あふれる福岡の天神エリアに、〈ブルーボトルコーヒー福岡天神カフェ〉が九州では初めてオープン。 【フォトギャラリーを見る】 地元・福岡を拠点とする〈ケース・リアル〉の二俣公一がインテリアデザインを手がけ、地域に親しまれる警固神社の境内に面した社務所ビル1階という、地の利を生かした空間に仕上げた。 空間のコンセプトは「クロッシング(交差)」。街と神社をつなぐように、バスが行き交う国体道路から静かな境内に向けて表情が変化。グレーのモルタル床がウォールナットのフローリングへと変わるにつれ、ハイスツール席がチェア席、ソファ席とくつろぎ感を増していく。低く構えたソファ席は喫茶店の趣があり、参拝者の休憩所としてもうってつけだ。
また店内には4月から〈福岡市美術館〉での初個展を控える地元アーティストKYNEの最新ペインティングも期間限定展示。背景の階段と店内の階段は偶然の一致だった、というエピソードも面白い。
〈ブルーボトルコーヒー 福岡天神カフェ〉
福岡県福岡市中央区天神2-2-20 警固神社 社務所ビル1F。8時~20時。無休。
photo_Satoshi Nagare text_Akio Mitomi