鞘師里保「楽しい時間になるに違いない」 加藤拓也作『らんぼうものめ』開幕
KAATキッズ・プログラム2024『らんぼうものめ』が、2024年7月20日に神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオで初日を迎えた。 KAATキッズ・プログラム2024の2作目となる『らんぼうものめ』は、劇団「た組」主宰で劇作家・演出家の加藤拓也による新作演劇。らんぼうものの少年がたくさんの神さまたちと出会い、ちょっと怖くて不思議な冒険に出かける物語が描かれる。なお加藤が子ども向けの作品を手がけるのは本作が初となる。 主人公を務めるのは、2024年1月に初の地上波ドラマ主演を果たすなど活躍の場を広げ、加藤作品には初出演となる鞘師里保。共演には安藤聖、金子岳憲、近藤隼、秋元龍太朗、中山求一郎、高田静流が名を連ねた。 初日に向けて加藤は「稽古場での稽古や通し、劇場に入ってからの通し稽古とゲネプロで実際に対象年齢の子どもに観てもらい、楽しいリアクションがもらえたので、やってきたことが合っていたのかな? という半分ぐらいの自信と、半分ぐらいドキドキしている感じで、初日を迎えることになるんだなと思っています。きっとあまり見ることのない演劇だと思うので、お子さんと一緒に楽しみに来てください」とコメント。 また鞘師は「バックステージツアーも含めてとても充実した内容になっていると思うので、これは楽しい時間になるに違いないとワクワクしています。遊園地やお化け屋敷に行った後のような、何かひとつ非日常の体験をした心で帰っていただけると嬉しいです。楽しんでいただけるように私たちも一同頑張ります」と意気込みを語った。 『らんぼうものめ』は、2024年7月28日(日) まで同所で上演。その後ツアー公演として、8月4日(日) に福島・いわき芸術文化交流館アリオス 中劇場、8月17日(土)・18日(日) に長野・まつもと市民芸術館 小ホールで行われる。 ■作・演出:加藤拓也 コメント全文 稽古場での稽古や通し、劇場に入ってからの通し稽古とゲネプロで実際に対象年齢の子どもに観てもらい、楽しいリアクションがもらえたので、やってきたことが合っていたのかな? という半分ぐらいの自信と、半分ぐらいドキドキしている感じで、初日を迎えることになるんだなと思っています。 きっとあまり見ることのない演劇だと思うので、お子さんと一緒に楽しみに来てください。 劇場でお待ちしています。 ■鞘師里保 コメント全文 ゲネプロを通してようやく形になったのを体感して、正直少し安心している気持ちです。 観に来てくださった方に面白かったと感想を言っていただけたのもちょっと手応えになっています。 バックステージツアーも含めてとても充実した内容になっていると思うので、これは楽しい時間になるに違いないとワクワクしています。 遊園地やお化け屋敷に行った後のような、何かひとつ非日常の体験をした心で帰っていただけると嬉しいです。 楽しんでいただけるように私たちも一同頑張ります。 【あらすじ】 親の都合で都会から田舎へ引っ越してきた小学生の薫平は、片付けで忙しい両親を尻目に苛立ち、不満気。気分転換にと出かけた散歩の途中、突然神さまたちが現れ、母親の由梨を連れ去ってしまう。どこからか聞こえる由梨の声を辿って見つけた井戸に、意を決して入っていく薫平。すると、今までと同じに見えるその世界では、川の神さま、山の神さま、虫の神さまなど様々な神さまたちが存在し、祭りを行っていた。由梨を取り戻そうと、薫平は太陽の神さまのいる神社を目指すが……。 <公演情報> KAATキッズ・プログラム2024『らんぼうものめ』 作・演出:加藤拓也 出演:鞘師里保 安藤聖 金子岳憲 近藤隼 秋元龍太朗 中山求一郎 高田静流 ※おすすめの年齢:6歳~ 【神奈川公演】 2024年7月20日(土)~7月28日(日) 会場:KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ 【いわき公演(福島)】 2024年8月4日(日) 会場:いわき芸術文化交流館アリオス 中劇場 【松本公演(長野)】 8月17日(土)・18日(日) 会場:まつもと市民芸術館 小ホール