色づく万博記念公園 関西文化デー入場無料でもにぎわう
19日の近畿地方は、朝からぐずついた天気となり、所によっては雨が降ったところもあった。大阪管区気象台によると、大阪市内の最高気温は同日午後5時台に観測した19.1度で、湿度は未明から夜にかけて80~90%台を観測しているという。 【拡大写真付き】大阪に「世界初」免震構造採用の日本一高い観覧車誕生
そんな天気の中、大阪府吹田市の万博記念公園は多くの人でにぎわいを見せている。同日と、あす20日は関西一円の博物館や美術館などの文化施設を無料開放する「関西文化の日」のため、同公園も入場が無料となり、見ごろを迎えている紅葉を楽しむ人の姿が多く見られた。 ボート乗り場も盛況で、水面に映る色鮮やかな紅葉を眺めながら、ゆっくりと進む人の姿も。雨上がりとあって、地面にも大量の色づいた葉が舞い散り、まるでじゅうたんのように広がる色鮮やかな落ち葉をカメラで撮る人の姿も多く見られた。 大阪市内から来たという男性(70)は「紅葉もきれいやけど、きょうは『EXPO’70 パビリオン』も入場無料と聞いてきた。もう大阪万博にまつわる品を目にして、懐かしくてたまりませんね」と目を細めて話していた。
また、同公園内にある複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」は同日で1周年を迎え、こちらも多くの人でにぎわう。あいにくの天気だが日本一高い観覧車や水族館「NIFREL(ニフレル)」なども入場に列をなすなど、にぎわいを見せていた。