【マリーゴールド】UN王者・青野未来 アクトレス時代の後輩・桜井麻衣に痛恨ドローで終戦
女子プロレス「マリーゴールド」のユナイテッド・ナショナル(UN)王者、青野未来(34)が無念の終戦を迎えた。 【写真】場外で桜井麻衣にいたぶられる青野未来 23日の東京・後楽園ホール大会で行われたシングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」スターリーグ公式戦では〝超貴婦人〟桜井麻衣(34)と激突。 青野にとって桜井は、2020年2月11日のアクトレスガールズ新木場大会でのデビュー戦で胸を貸した後輩だ。約4年半ぶりの一騎打ちは、まさに激闘だった。序盤から場外で激しくぶつかり合い、エルボー合戦で火花を散らした。 試合時間が10分を過ぎても意地の張り合いは続き、桜井に雪崩式ブレーンバスターで投げ飛ばされると、青野もシャイニングバスターで反撃。その後、桜井に蹴り技を連発されて窮地に陥ったが、カウンターのラリアートでペースを譲らない。 最後は青野がスタイルズクラッシュを決めようとしたところで試合終了のゴングが鳴り、15分時間切れ引き分けとなった。 先にマイクを持った桜井から「引き分けでとても悔しい…。今の私はデビューしたあの頃の桜井麻衣じゃない。マリーゴールドを引っ張る、嵐を呼ぶ女・桜井麻衣だ。必ず優勝してマリーゴールドの中心に立つのはこの私だ!」と高らかに宣言された。 するとマイクを奪った青野はリングを去る桜井に向かって「確かにあの頃の桜井麻衣とは変わったようだな。アイツの起こす嵐を待ってるから。私がその嵐を吹き飛ばしてやるよ!」と言い放った。 青野はこれで3勝2分け1敗の勝ち点8。スターリーグは勝ち点10のSareeeが首位に立ち、勝ち点9に桜井と高橋奈七永、勝ち点8に青野とボジラがいる。 28日の名古屋大会で行われる最終公式戦では、Sareeeがボジラ、青野が高橋と激突する。Sareeeが勝てば1位通過が決定。青野が高橋に、ボジラがSareeeにそれぞれ勝って勝ち点10で並んだ場合も、直接対決で青野はボジラに敗れているため、ボジラの突破が決まる。 優勝決定戦進出の可能性がなくなった青野だが「次は高橋奈七永。初めてリングで当たるのをすごく楽しみにしてた。私にも熱いパッションがあるから、高橋奈七永から勝つ!」と絶叫。 リングに現れた高橋から「お前がパッションを語るのは1億万年早いんだよ! お前の顔をけちょんけちょんにしてパッション色に染めてやるよ!」と宣戦布告されても、負けじと「私がけちょんけちょんにして、お前の顔を青野未来で染めてやるよ!」と不敵な笑み浮かべた。
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