主演・田村魁成×監督・野本梢「思い立っても凶日」6月に大阪で公開、クラファンも始動
田村魁成が主演・企画・プロデュース、野本梢が監督を務めた中編映画「思い立っても凶日」が、6月1日から7日に大阪・シアターセブンにて公開。MotionGalleryでは劇場公開の支援を募るクラウドファンディングがスタートした。 【動画】野本梢の監督作「思い立っても凶日」特報はこちら 本作は不運続きの男が、“凶日”の思い出を乗り越えようともがくさまをコミカルに描いた物語。主人公は田村演じる「最悪や」が口癖の誠だ。彼は高校時代、腐れ縁である未生(みお)から頼まれ女子フットサル部の引退試合を手伝った。その際、試合に出られなかった秋保を励まそうとするも、未生に遮られ微妙な空気のまま別れることに。卒業してからも秋保を思い続けていた誠は、やがてあの“凶日”の真実に気が付いていく。 2022年公開の「彼女たちの話」に出演していた田村が、同作の監督だった野本にオファーして企画が実現した「思い立っても凶日」。田村のほか、「オーファンズ・ブルース」の村上由規乃が未生役、「浮かぶ」の田中なつが秋保役で出演した。吉川流光、榎本桜、藤主税、三浦健人、村松和輝、大崎章、南久松真奈、田野真悠、三好紗椰、藤公太、蔦陽子、窪田翔、 小川富行、小島彩乃、伊藤由紀、とうふもキャストに名を連ねている。 田村は「自分にとっての最悪の出来事は、誰かにとってはちっぽけかもしれない。自分にとってのちっぽけな出来事は誰かにとっては凄いことかもしれないと、僕は思います。そんな誰かの『凶日』に寄り添い、背中をそっと押してくれる映画ができました」、村上は「田村魁成さんの不思議な軽やかさのある個性的な存在が野本梢監督の世界観と交差して、ユーモアに溢れる作品です」とコメントしている。 「思い立っても凶日」は大阪での封切り後、6月中旬に東京での劇場公開も予定している。 ■ 田村魁成 コメント お世話になっております。田村魁成です。本作に少しでも興味を持っていただき、ありがとうございます。 みなさんは人生終わったな......って瞬間はありますか? 人生終わったな......まで行かなくても、今日疲れたなあ、モチベーションないなあぐらいはあります? 僕はおそらく800回ぐらいはあります。あ、ちょっと盛りすぎたかも知れません。 でも不思議なことに、その時々で少しだけ、ほんの少しだけ救ってくれる、人、出来事、作品に巡り会えて今があります。 僕もそんな作品を残したいと思い、長きに渡って“人間”の“中身”をテーマに、多くの人を魅了してきた野本梢監督にお願いをして、打ち合わせに打ち合わせを重ね、企画を立ち上げました。 自分にとっての最悪の出来事は、誰かにとってはちっぽけかもしれない。自分にとってのちっぽけな出来事は誰かにとっては凄いことかもしれないと、僕は思います。 そんな誰かの「凶日」に寄り添い、背中をそっと押してくれる映画ができました。 たくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです。 ■ 村上由規乃 コメント 田村魁成さんの不思議な軽やかさのある個性的な存在が野本梢監督の世界観と交差して、ユーモアに溢れる作品です。 たくさんの方に見ていただけるようご支援のほどよろしくお願いいたします。