尼崎脱線19年、JR岡山支社でも黙とう 安全運行誓う
兵庫県尼崎市で2005年4月に発生し、乗客106人が死亡したJR脱線事故から19年となった25日、JR西日本岡山支社(岡山市北区駅前町)では社員が犠牲者の冥福を祈り、安全運行を誓った。 会議室に集まった約50人が事故発生時刻の午前9時18分、現場の方角に向かって頭を下げ黙とう。事故後に定めた「安全確保のために組織や職責を越えて一致協力する」「事故が発生した場合は併発事故の阻止とお客様の救護を優先する」などの安全憲章を唱和した。 淺井昌容副支社長は「深い反省と重い教訓を強く心に刻み、さらなる安全性の向上へたゆまぬ努力を積み重ねていく」とのコメントを出した。