大分大が取り組みや未来志向のメッセージ発信へ 初の冊子「統合報告書」発行
大分大は同大の社会的価値や未来志向のメッセージを発信するため、初めての冊子「統合報告書2024」を発行した。 フルカラーA4判37ページ。特集には、減災・復興デザイン教育研究センター(CERD=サード)を取り上げた。多発・激甚化している自然災害に対応するため2018年に設置した組織について、「調査研究」「防災教育」「復興デザイン」といった活動を詳しく紹介している。 北野正剛学長のインタビュー、同大の各種データも掲載している。 冊子は従来の大学概要や事業報告書とは異なり、「強み」「価値創造」をテーマに職員で議論して作成した。今後も発行する方針。 学内、学外イベントなどで無料で配布する他、大学ホームページでも見ることができる。 北野学長は「取り組んできた地域貢献の成果をもっと発信していきたい」と話している。