【フィリピン】〔ミ島通信〕2GO、フォワーディング業務拡大
フィリピンの大手財閥SMグループ傘下の物流企業2GOは2日、フィリピン南部ミンダナオ島のダバオ港とジェネラルサントス港でフォワーディング業務を開始したと発表した。輸送のリードタイムを短縮するなどして南部での足場を固める。 フォワーディング業務では独自の輸送手段を持たず、船舶や航空機・トラックなどを利用し、荷主と直接契約をして貨物を輸送する。1個のコンテナに複数の荷主の貨物を混載する小口混載輸送(LCL)ではコンテナが満載状態となるのを待たずに輸送できるため、生鮮食品の物流が変わる可能性がある。 2GOは小口混載輸送方式のフォワーディング業務をマニラ港、中部セブ港、同イロイロ港、ミンダナオ地方のカガヤンデオロ港、サンボアンガ港で手がけている。