ボーイズグループ・MeseMoa.が新体制へ…ファンへの思いを語る
ボーイズグループ・MeseMoa.が、2023年7月からスタートさせたホールツアー「イルミラクル」のラストにあたる「イルミラクル FINAL ~Dear イルミィ From 9~」を12月8日に神奈川・横浜アリーナで開催。9人のメンバーのうち、白服、フォーゲル、二番煎じ、にーちゃんの4人が、MeseMoa.としての活動に幕を下ろした。イルミィ(※ファンの総称)から惜しまれながらも新体制となったMeseMoa.だが、年末カウントダウンコンサートや年始のテレビ出演など年明け早々から、スタートダッシュを切っている。 【写真】MeseMoa.メンバー9人集合でピースショット 今回は、気まぐれプリンス、とみたけ、あおい、野崎弁当、ノックソの5人に、大きな節目となったイルミラクル FINALやツアー全体、これまでのMeseMoa.の活動を振り返ってもらい、新生MeseMoa.となった現在の意気込みを語ってもらった。 ■9人でのラストライブを振り返る ――MeseMoa.史上初の横浜アリーナでのライブは、サプライズで伝えられたそうですね。 気まぐれプリンス:もう驚きがすごくて、すぐ隣にいた白服さんに飛びついてしまいました(笑)。正直、(2023年3月14日に開催した)日本武道館の先のことはあんまり考えてなかったというか…でも、まだまだイルミィのみんなにいろいろな景色を届けられることがうれしかったです。 とみたけ:正直なところ決まった瞬間は状況が理解できずに、ただ開いた口が塞がりませんでした。だんだん実感に変わってきてからは、4人を送り出す場所としてこんなに大きなステージで、9人としては人生で最大規模のステージになりました、まさか、ここに自分が立てるんだって喜びました。 ノックソ:「マジで!?」ってなりました。卒業メンバーがこの日で卒業ということは決まっていたので、普通に泣いてしまいましたね。 ――ライブに向けて準備したことはありますか? ノックソ:9人最後のライブだったので、9人でやるって心の準備はしていきました(笑)。 あおい:技術の研鑽です。ここはこう表現してここはどういう角度でっていうのを徹底して準備しました。 気まぐれプリンス:とにかく体調管理を徹底してました。絶対に睡眠時間は確保して、できるだけ自炊をしました…。 野崎弁当:ライブ自体の準備はもちろん、卒業するメンバーとの時間を今まで以上に大切に過ごしました。 とみたけ:なんにもありません(笑)。というのも、寂しい気持ちを押し殺すのに必死でこの公演を意識することを避けていたので、逆に普段の生活から変わったことは絶対にしないでおこうとしていました(笑)。 ――ライブで印象に残っていることを教えてください。 あおい:白服さんに「きっと、ずっとね」という曲で、ちゅーされたことです! 気まぐれプリンス:ゲルたん(フォーゲル)が、リハの時にメンバーから花束をもらうタイミングで大泣きしたんです。しかも、本番でも同じタイミングで泣いちゃったんですよ! 本人は本番ではもう泣かないって言っていたんですけどね(笑)。 とみたけ:やっぱりメンバーのソロ曲ですかね。自分はソロ曲メドレーの順番が最後だったので、裏のモニターからみんなのソロを見ていたんですが、みんながキラキラしていてその時すでに泣きそうでした(笑)。 ■イルミィはかけがえのない存在 ――MeseMoa.にとってイルミィをどんな存在ですか? ノックソ:いないと僕はアイドル辞めていると思います。それくらい僕の人生の中で大きな存在です。 あおい:かけがえのない太陽のような存在です! イルミィがいるから生きていける、頑張れる、元気でいられる! イルミィなしではもう無理!ってなっています(笑)。 野崎弁当:かけがえのない存在です。イルミィのみんながいてくれて、僕たちは本当に幸せ者だと思っています。5人で目指す夢も大きく“まだまだ羽ばたくぞMeseMoa.! ――皆さんが生配信でも紹介していた、MeseMoa.ロゴマフラータオルを掲げていたイルミィもいたと思います。 気まぐれプリンス:みんな見えてないと思っているかもしれませんが、みんなのことはとてもよく見えています。今回のツアータオルもそうだし、昔のグッズをきっと部屋の奥の方から引っ張り出してきてくれたんだろうなっていう人もたくさんいて、みんなが今日の公演をどれだけ楽しみにしてくれてたのかがすごい伝わりました! あおい:とーーーってもうれしかったですよ!! アイドルって意外とみんなのことが見えていて、例えばどんなに人気がなくたって、1人でもグッズを持って応援していてくれたら、それだけで生きられる存在なんです。なんでもない、ちっぽけな自分のことを好きでいてくれて、グッズまで買ってくれて、ライブにまで来てくれて応援してくれるファンの子が自分にいるんですよ!? 最高だし、それを見逃すようなことできます? みんな大好きです! ありがとーーー!! ■メンバーは変わっても仲の良さは変わらない ――今までの活動を通して成長したこと、逆に変わっていないことを教えてください。 野崎弁当:自分はそもそも人前に立って何かをすることに苦手意識があったのですが、だいぶ度胸がついたのではないかと思います。変わらないことは、やはり仲の良さとグループの雰囲気でしょうか。10年以上活動していても、その仲の良さや雰囲気の良さは変わっていません。 あおい:物理的にも精神的にも大人になりました! いろんな考え方が身についたし、対応力もすごくついたって実感しています。けど、まだまだ教わることばっかりなので、これからも一緒に頑張っていきたいです。仲の良さはいまだに変わりません。ほぼ毎日いるのに3日くらい会わないと会いたくなっちゃうような感じです(笑)。 ――最後に、新体制となる2024年の抱負を教えてください。 ノックソ:このMeseMoa.の空気感とか仲の良さ、人数は減ってしまったけど変わらずに続けていけたらいいなと思っています。 野崎弁当:メンバーは4人卒業しましたが、4人の思いは今でもMeseMoa.にしっかり息づいています。その思いを大切にしながら、これからも頑張っていきたいです。また、自分たち5人はどんな活動をしたらイルミィが喜んでくれるか、自分たちも楽しく活動ができるかを真剣に、でも笑い合いながら日々話しています。その思いが伝わるように、精いっぱいこれからも頑張っていきたいです。 あおい:卒業した4人は安心してMeseMoa.を任せてくれた、送り出してくれたから、今は目の前のことをしっかりと成功させていって、イルミィの元気や心の支え、日常のスパイス、どんな形でもいいから、生活の一部になれたらとっても幸せだなって思っています。今年こそは無病息災でいたいです(笑)。あと、たくさんの行事を催して、それに加えてフェスとか学園祭とか出たいなーって思います。まだまだ羽ばたくぞMeseMoa.!! とみたけ:正直ずっと5人になることに不安を抱えていました。ですが、横浜アリーナを経て、その思いから5人でも目指すものや夢を大きく持とうと思えるようになりました。だから、まだまだMeseMoa.は、大きな舞台を目指してがんばるぞーって気持ちでいっぱいです! 気まぐれプリンス:変わらず5人でMeseMoa.を思いっきりやっていくのは当然なんですが、今は何より体制が変わったりしてグループ的にも大変なときに、温かく応援してくれているイルミィのみんなに、たくさんの愛を返したいと思ってます。2024年も、イルミィのみんなに、MeseMoa.を好きになって良かったなって思ってもらえる1年にしたいです! ◆文=吉田真琴