山間部では氷点下の冷え込みも 大山では残雪の山肌をバックに五分咲きの桜(鳥取)
山陰中央テレビ
久しぶりの冷え込みでした。 10日の山陰地方は放射冷却のため、各地で寒い朝となり、特に山間部では冬に逆戻りしたように氷点下を記録したところもありました。 大山の中腹、博労座です。 10日午前9時ごろ、五分ほどに開いた桜が、残雪の山肌を借景にかれんな姿を冷たい風に揺らしていました。 その桜から視線を下におろすと、水たまりにはうっすらと張った氷が朝日に輝いていました。 10日朝の最低気温は、鳥取県の日南で氷点下1.7度、島根県の瑞穂で氷点下1.3度など山間部で特に厳しい寒さとなったのをはじめ、平地でも、松江3.6度、鳥取3.3度など、3月上旬から中旬の冷え込みになりました。 ただ、この冷え込みも日が高くなるにつれて弱まり、ここ大山でも、顔を出したツクシや花を開いたフキノトウが青空の下で春を告げていました
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