秋山翔吾「マツダスタジアムで戦うのはいいな」 お立ち台で“広島”への思い 貴重な追加点で連敗脱出に貢献
◇プロ野球セ・リーグ 広島2-1中日(7日、マツダスタジアム) 広島は中日との接戦を制し、連敗が4でストップ。5回に貴重なタイムリーヒットを放った秋山翔吾選手は「マツダスタジアムで戦うのはいいなと改めて思いました」と語りました。 【画像】お立ち台で笑顔を見せる坂倉将吾選手、九里亜蓮投手、秋山翔吾選手 1点リードの5回、先頭打者が塁に出ると、9番の九里亜蓮投手が犠打を決めて2塁へ。前の打席では得点圏で凡打に終わった秋山選手は、「ここで追加点取れば、頑張れば(九里)亜蓮も頑張ってくれると思って、あそこは外せないなと思って打席に入りました」と追い込まれてから3球ファウルで粘って迎えた7球目、インコースのストレートをライト前へはじき返し、貴重な追加点をもたらします。 秋山選手は、「簡単には終われないですし、ヒットになるまでは粘り続けようと思っていた」と振り返りました。 チームは前のカードで敵地でのDeNA戦に3タテをくらうなど、前日も完封負けで4連敗。リーグ制覇がかかる9月につまづきました。 西武時代にもリーグ優勝を知る36歳のベテランは、「ビジターでやられて悔しさを抱えて戻ってきた。やはりこの広島、マツダスタジアムで戦うのはいいなと改めて思いましたし、1勝につながってよかった」と話し、球場からは大きな拍手。「広島を盛り上げられるように、最高の1か月にしたい」と決意を込めました。