1か月で出荷するもちは8トン! 活気あふれる山あいの農産物加工所で作業がピーク 大分
大分放送
大分県豊後大野市三重町に、毎年12月、8トンに上る大量のもちを作り、出荷している小さな農産物加工所があります。今、作業のピークを迎え大忙しです。活気あふれる年の瀬の風景をお伝えします。 【写真を見る】1か月で出荷するもちは8トン! 活気あふれる山あいの農産物加工所で作業がピーク 大分 豊後大野市三重町の山あいにある農産物加工所「グリンピア」。普段は6人でこんにゃくやみそなどを作っていますが、この時期だけは3倍以上に増員して、もち作りに専念します。 Q:きょうはどのくらい作るんですか? (地元の女性)「米の30キロの袋を20袋だから600キロを毎日毎日」 12月の1か月間で使うもち米はなんと8トン。白山川の湧水で育まれた地元のもち米をせいろで蒸したあと、機械でつきあげます。できたての状態で形を整え、鏡もちや丸もちに仕上げていきます。 (グリンピア・後藤和代代表)「大変ですけど量が多いので大変だけどこれがないと正月がこないみたいな」 Q:どうぞ温かいあんこもちできたでです (中島記者)「ありがとうございます。いただきます。とても柔らかくて粘り気があっておいしいですね」 もち作りを担っているのは地域の女性たち。どんなに忙しくても明るさは忘れません。 (地元の女性)「みんなでいろいろなことを話す和気あいあいとお嫁さんの話をしたり、愚痴は言わないよ。もうすぐお年玉が待っているので、孫たちにクリスマスのプレゼントもいるし、孫になんかかんか買っているそれが楽しみなのよ」 できあがった商品は12月26日ごろから県内のトキハインダストリー各店に並ぶ予定です。大忙しの作業はおおみそかまで続きます。 (グリンピア・後藤和代代表)「みなさん家族団らんで、仲良くもちを食べていただいたらうれしいです」
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