バレー「火の鳥NIPPON」メンバー大阪でファンイベント
バレー「火の鳥NIPPON」メンバー大阪でファンイベント THE PAGE大阪
世界クラブ選手権出場の久光製薬を除くプレミア勢と選ばれたチャレンジ、大学、高校のチームの男女各16チームで優勝を競う「黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会」が大阪市港区の大阪市中央体育館で開催されている。男女の準決勝が行われた5日、今年の夏に日本で開催されるワールドカップでリオデジャネイロ五輪の出場権獲得を目指す全日本女子チーム・火の鳥NIPPONのメンバーが会場を訪れ、ファン感謝イベントを行った。
全日本女子は6日から姫路で合宿
まずは、眞鍋政義監督が自らマイクを持ってあいさつ。「現在、日本は世界4位。ワールドカップでは五輪の出場権が得られる1位か2位になれるよう、世界一にチャレンジしていきます」と会場のファンに健闘を誓った。その後、代表メンバーが抽選で選ばれたファンとハイタッチやサイン会。「高校3冠」を達成し、今年初めて全日本入りした地元大阪の金蘭会高2年の宮部藍梨選手も、はにかみながらもサインに応じ「サインは慣れました。全日本は(ついていくのがたいへんで)しんどいけど、がんばります」と笑顔だった。 京都から来たという高校1年生の少年は「木村選手が好きです。プレーが大好き。全日本の選手にサインしてもらうのは初めてなので緊張しました」と嬉しそうにサインを見せてくれた。
全日本女子チームは6~10日まで、眞鍋監督の出身地である兵庫県姫路市の市立中央体育館で合宿。8・9両日の午後3時からは公開練習(見学無料)を行う。10日にはイベントとしてバレーボール教室や大縄跳び大会、サーブゲーム、ジャンケン大会などを行いファンと交流を深める。 主将の木村沙織(東レ)、山口舞(岡山)ら主力をはじめ、セッターの宮下遥(岡山)、V・プレミアリーグで優勝したNECの新人・古賀紗理那、大阪・金蘭会高2年の宮部藍梨ら東京五輪を見据えたTeam COREの強化メンバーも参加予定。
黒鷲旗は、大阪のサントリーとJTが決勝進出
黒鷲旗は、地元大阪のサントリーが前回覇者のパナソニックをストレートで破り決勝進出。「サーブで強く攻めて、崩して、切り返す、サンバーズらしいバレーができた。Vリーグは決勝で勝てなかったので、黒鷲では勝ちたい。(準々決勝でVリーグで優勝した)JTを倒して決勝まで来たので」と山村宏太主将はリーグのリベンジを誓った。決勝の相手は堺を破った東レ。 女子は前回優勝のトヨタ車体がフルセットの末にデンソーに勝ち、2年連続の決勝進出。一方、大阪が本拠地のチャレンジリーグのJTも準々決勝の岡山に続きこの日も日立とプレミア勢を連続で破り決勝に進んだ。JTは3年ぶりの優勝を目指す。 決勝は6日の11時半から女子、午後2時から男子の順で行われる。