（写真：テレビ北海道）

北海道新幹線の札幌延伸に伴い建設される新たな駅。道南の八雲町が新八雲駅のデザイン案を選び、事業主体の鉄道・運輸機構に提案しました。  新幹線の新駅については、鉄道・運輸機構が去年、駅が新設される自治体に3つずつデザイン案を提示していました。八雲町は3つの案の中からアンケートの結果、およそ4割の支持を集めたデザインを選び、きょう機構側に提出しました。  八雲町の岩村克詔町長は「未来を見据えた駅舎・希望の見える駅舎になるのではないか」と話しました。選定された案は「牧場の中にある駅」がコンセプトです。  森の木立をイメージした木調の縦のラインによって、自然環境との一体感を生んでいる点が評価されました。新幹線の駅については、既に小樽市や長万部町が機構側にデザイン案を提案していて、残る倶知安町も今月中の提案を予定しています。