【当日】はじめて選挙の投票に行くときの投票方法【衆院選2024】
第50回衆議院議員選挙の投票日は2024年10月27日(日)です。 今まで選挙に行った事がないと「誰に投票したら良いかわからない」、「投票所ってどこにあるの?」、「何か必要なものはあるの?」などと疑問に思ったりすることもあるのではないでしょうか。 この記事には不安や疑問を解消する内容が書いてあります。ぜひご覧ください。 (編集部注※以前の記事を2024年衆院選に合わせて一部修正して公開しています)
選挙当日に投票に行くまでの流れ
この記事の読者の方は、はじめての選挙や久しぶりの選挙でどうしたら良いのか不安になっているかもしれません。ここでは投票券(投票所入場券、投票所入場整理券)がお手元に届くところから解説しますので、安心して読み進めてください。 1. 自宅に届いた選挙の投票券で投票所をチェックする 最初は投票券が届いていることを確認してみましょう。 投票券は投票日の翌日に18歳以上の人であれば、ご自宅などの世帯主宛に郵送されます。 投票所はそれぞれの地域で割り当てられています。 投票券が届いたら記載されている投票所を確認しましょう。 ほとんどの方はご自宅から徒歩10分以内の場所に投票所があります。 お住まいの地域により多少の違いはありますが、ほとんどの場合投票日の8時から20時までの間で投票ができます。 2. 投票券を持って投票所に行く 投票所に投票券を忘れてしまっても本人確認ができれば投票を行うことはできます。投票券を持っていくと、よりスムーズに投票する事ができるため、お持ちの方は持参することがおすすめです。 自治体には選挙に投票する権利のある人をまとめた名簿があるため、名簿に名前のある本人だとわかれば投票することができます。 3. 1枚目の投票券をもらって投票する 衆議院議員選挙は「小選挙区」と「比例代表」の2つに投票します。 最初は「小選挙区」選挙の投票を行います。 投票所の中に進むと選挙スタッフから投票用紙と筆記用具を受け取ります。 その後、左右の仕切られた机で候補者の名前を投票用紙に書き込みます。 この時、机の上や前には立候補している候補者の名前が書かれていますので、それを見ながら投票したい候補者の名前を用紙に書きます。 候補者のことを調べていない場合も、投票所で候補者の経歴や政策の内容が書かれている選挙公報を閲覧することができるので、そちらを参考に投票することができます。 無事に書き終えたら投票箱に入れます。 投票用紙を折って周りから見えなくするようなことは必要ありません。 4. 2枚目の投票券をもらって投票する 次に「比例代表」選挙の投票に移ります。 流れは小選挙区の投票と同じで、スタッフから投票用紙を受け取って、書き込み、投票箱に入れます。 比例代表の場合は投票用紙に書き込む名前は政党や政治団体名です。 5. 3枚目の紙をもらって投票する 衆院議員選挙が実施されるときには、最高裁判所裁判官国民審査が同時に行われます。 最高裁判所の裁判官がその立場にふさわしいかどうかを審査します。 「この人は最高裁判所裁判官にふさわしくない」と思う裁判官がいる場合は投票用紙に記載されている裁判官の名前の上にバツ印を書きます。 特にいない場合には何も書かずに投票します。 バツ印が書かれた票が何も書かれていない票の数を上回った場合、その裁判官は罷免されます。 6. 投票済証をもらってみよう!(任意) 投票した証明として、自治体ごとに「投票済証」がもらえます。 投票所でスタッフに「投票済証をください」というだけでもらう事ができます。 ただし、自治体によっては発行していない場合もありますので、投票所でスタッフに声をかける際に確認しましょう。 投票済証を見せると割引にしてくれるお店もあり、お得に楽しめるかもしれません。