那覇市で50代の男性が特殊詐欺で2000万円だまし取られる
沖縄テレビ
2024年8月、那覇市で50代の男性が特殊詐欺により現金約2000万円をだまし取られていたことが分かりました。 県内では特殊詐欺による被害が相次いでいて警察が注意を呼びかけています。 警察によりますと2024年8月、出張で沖縄本島に来ていた50代の男性に警察官を名乗る男から「あなたの名義で契約された携帯電話が詐欺事件に使われていている」と電話がありました。 その後、検察官を名乗る男からも電話があり「保釈金を払えば逮捕されることはない」として、金を振り込むよう要求されたため、男性は複数回にわたって指定の口座へ現金約2000万円を振り込んだということです。 男性から被害の相談を受けた警察が、特殊詐欺事件として捜査を進めています。 ところで、本島北部では5日、役所や銀行の職員を名乗る男が金をだまし取ろうとする未遂事件が4件発生しました。 いずれも高齢者に対し電話で還付金の返金手続きとして、口座の暗証番号を聞き出し、その後キャッシュカードを預かろうとする手口でしたが、電話をかけた男は現れずだまし取られることはありませんでした。 警察はキャッシュカードを預かろうとする電話がかかってきた場合は、必ず詐欺を疑って家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。
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