国内の新車販売ランキング、ホンダ「N―BOX」が3年連続首位…EVでは日産「サクラ」がトップ
日本自動車販売協会連合会などが9日発表した2024年の車名別新車販売台数で、ホンダの軽自動車「N―BOX」は前年比11%減の20万6272台となり、3年連続で首位となった。認証不正問題の発覚したダイハツ工業の軽自動車「タント」は前年の3位から7位に順位を下げた一方、ライバルのスズキの軽自動車「スペーシア」と「ハスラー」はともに順位を上げ、明暗が分かれた。 【写真】ソニー・ホンダEV「アフィーラ」、アメリカで予約開始…価格は1400万円から
認証不正問題の影響で、一部モデルの生産が約3か月間停止したトヨタ自動車の「ヤリス」も、前年の2位から3位に順位を下げた。2位には8%増となったトヨタの「カローラ」が入った。
スズキの「スペーシア」は36%増となり、前年の6位から4位に浮上。前年は10位以内に入っていなかった「ハスラー」も12%増で8位となった。
電気自動車(EV)の車名別新車販売台数は、日産自動車の軽自動車「サクラ」が38%減の2万2926台で首位だった。EVの新車販売台数(貨物車など除く)は33%減の5万9736台で、4年ぶりに前年を下回った。新車販売に占めるEVの比率は2%弱となった。